EP.14 ページ15
あみside
「おはよう、君のことを待ってたよ」
『絶対来ると思ってたよ』
「昨日のを目撃したら聞きたいこと山ほどあるに決まってんじゃん!」
『はいはい』
次の日学校に行けば案の定昨日の放課後に靴箱であった子が飛んでくる
「ズバリ、ラウールくんとはどのような御関係で!?」
『週刊誌気取りかっ』
「良いから良いから!」
私は何を急かされてるんだか、、、
『どんな関係でもないよ。ただの友達』
「でもラウール君はあみのこと好きなんでしょ?」
『…らしいね』
「いや、これは確定だから。このクラスどころか全校で周知の事実だから」
『そんなに広がってんの!?』
「そりゃそうでしょ!新入生一のイケメンラウールくんが学校一の美女と名高いあみのことを好きなんて大ニュースすぎる、、、」
『学校一の美女とか誰が言ってんの、、、恥ずかしい』
「ガチだもん。あんた本当に可愛いんだから自信持ちなって!」
『待って?なんか慰められてるみたいになってるけど何にも落ち込んでないからね!?』
話が全然違う方向に向かってるし
『とにかく、昨日はめめの代わりにラウールくんが洋服を買いに行くのに付き合っただけだから。』
「なるほど、、」
『絶対納得してないよね?』
「うーん、微妙!あとはあみの気持ち次第かなー、って」
『、そうかもね?』
「良い感じにはぐらかしやがって」
『だってもうすぐチャイム鳴るもーん』
教室に入ってきた先生を見て慌てて席に戻って行く友達
目黒「あみの気持ち次第なんだ?」
『聞いてたの?』
目黒「聞こえたの。」
『はいはい』
目黒「ラウ、あみに洋服選んで貰えたー!ってわざわざ電話かけてきたよ」
『そっか笑 今度はめめがもっとおしゃれなとこ連れてってあげな?ずっとショッピングモールはちょっと心配だよ笑』
目黒「俺も心配だよ。ラウが俺の選んだ服で満足できるのか」
『うるさ』
目黒「ははっ笑 まぁ大丈夫か。あいつ俺のこと大好きだから」
『間違いないね』
目黒「あみの気持ち次第、だからね」
そんなの、
『分かってるよ、』
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作者名:あすみ | 作成日時:2022年10月9日 23時