検索窓
今日:28 hit、昨日:44 hit、合計:129,379 hit

EP.14 ページ15

あみside





「おはよう、君のことを待ってたよ」



『絶対来ると思ってたよ』



「昨日のを目撃したら聞きたいこと山ほどあるに決まってんじゃん!」



『はいはい』





次の日学校に行けば案の定昨日の放課後に靴箱であった子が飛んでくる





「ズバリ、ラウールくんとはどのような御関係で!?」



『週刊誌気取りかっ』



「良いから良いから!」




私は何を急かされてるんだか、、、




『どんな関係でもないよ。ただの友達』



「でもラウール君はあみのこと好きなんでしょ?」



『…らしいね』



「いや、これは確定だから。このクラスどころか全校で周知の事実だから」



『そんなに広がってんの!?』



「そりゃそうでしょ!新入生一のイケメンラウールくんが学校一の美女と名高いあみのことを好きなんて大ニュースすぎる、、、」



『学校一の美女とか誰が言ってんの、、、恥ずかしい』



「ガチだもん。あんた本当に可愛いんだから自信持ちなって!」



『待って?なんか慰められてるみたいになってるけど何にも落ち込んでないからね!?』





話が全然違う方向に向かってるし




『とにかく、昨日はめめの代わりにラウールくんが洋服を買いに行くのに付き合っただけだから。』



「なるほど、、」



『絶対納得してないよね?』



「うーん、微妙!あとはあみの気持ち次第かなー、って」



『、そうかもね?』



「良い感じにはぐらかしやがって」



『だってもうすぐチャイム鳴るもーん』





教室に入ってきた先生を見て慌てて席に戻って行く友達






目黒「あみの気持ち次第なんだ?」



『聞いてたの?』



目黒「聞こえたの。」



『はいはい』



目黒「ラウ、あみに洋服選んで貰えたー!ってわざわざ電話かけてきたよ」



『そっか笑 今度はめめがもっとおしゃれなとこ連れてってあげな?ずっとショッピングモールはちょっと心配だよ笑』



目黒「俺も心配だよ。ラウが俺の選んだ服で満足できるのか」



『うるさ』



目黒「ははっ笑 まぁ大丈夫か。あいつ俺のこと大好きだから」



『間違いないね』



目黒「あみの気持ち次第、だからね」






そんなの、





『分かってるよ、』

EP.15→←EP.13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (172 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
682人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あすみ | 作成日時:2022年10月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。