昔馴染みとの約束_2

約束_46 ページ17

苦難のテストを乗り越え

遂に梟谷学園での合宿初日



「クロ〜、そろそろ烏野着くから迎え行ってくる〜」


「あー待てA、俺と海も行く」



宮城から参戦ということで
少し遅れてきた烏野を3人(プラス何故か山本)で迎えに行く

挨拶もそこそこに、潔ちゃんの所へ行くと



「うわぁあ！女マネが増えてる！！」



可愛い女の子が1人、増えていた



「A、久しぶり。反応がさっきのモヒカンの子と同じだよ」


「い、いぃ1年のや、谷地仁花ですっっ！よろしくおねシャス！！」


「元気だねぇ可愛ねぇ初々しいくて良い！あ、わたし音駒高校3年の天雲Aです。よろしくね、仁花ちゃん」



他の高校にも女マネはいるけど
皆3年生だし、後輩って新鮮だ、可愛い



「マネの教室案内するね〜」


「うん、ありがと」


「っていうか烏野、人少なかったね」


「あー……、期末テストの補習してる」


「わぁ……、どこも悩むところは一緒だねぇ」


「合ってたんです……回答は合ってたんです……！」


「ウン？」



仁花ちゃんがやけに悔しそうなのは置いといて

とりあえず部屋に案内して、練習試合の流れを説明して
それぞれ解散して練習試合開始


したんだけど……



「おー、烏野、今日負け越しだね」



やはり、攻撃力の一部を担っているであろう
あのコンビが抜けている負担はデカそうだった



「それだけあの超人コンビがアイツらの”要”ってことだろ」


「んー……、あっでも、潔ちゃんが……」




”補習終わったら来る”って言ってた
と言う前に、体育館の扉が開いた



「”主役”は遅れて登場ってか？ハラ立つわ〜」


「いやいや、来てもらわないと困るじゃん。研磨のやる気と、烏野に手こずったってなってるわたし達の為にもね」



今着いたであろう、あの超人コンビには居てもらわないとね

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