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勝利くんにそう言われて、ようやく彼は私を離した。
「あー。ごめんごめん」
ごめんと言いながら彼は笑っている。
言葉と表情が一致していない。
「あ、あの勝手にお部屋で、、すみません！！」
私はさっきの光景を見られた恥ずかしさと緊張でうまく声が出せなかった。
「佐藤勝利です。よろしくね」
「木崎ゆいかです！
よ、よろしくお願いします！」
「タメで良いよ。ゆいかちゃん」
「う、うん」
柔らかくにっこりと笑った勝利くんは
とても落ち着いていた。
それにしても、お顔が小さい。
整ってる。眉毛もキリッとしてて、
ぱっちり二重。
おそらく骨格から整っているんだろうなぁ。
そりゃあ大人気モデルなわけだ。
こんな人、
誰も放っておかないだろう。
「そろそろこの子送っていくわ」
そんなことを考えていると
時計の針を見た彼が勝利くんにそう言った。
「うん。気をつけて、色々と。ゆいかちゃんも」
勝利くんは私に笑いかけた。
私はその色々の意味がよくわからなかったが、
とりあえず返事をした。
「う...うん、えっと、お邪魔しました！」
「うん、またね」
勝利くんは、
極上のスマイルで部屋から送り出してくれた。
続く (更新停止中)
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oimo(プロフ) - みおーさん» コメントありがとうございます！やっと更新できました！これからもよろしくお願いします♪ (2017年7月15日 6時) (
レス) id: e93aa8496c (このIDを非表示/違反報告)
みおー(プロフ) - 続きがすごく気になります！更新楽しみにしています！！ (2017年7月7日 13時) (レス) id: 2b80127aec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oimo | 作成日時：2017年6月21日 22時
