第113Q ページ37
時は進んで、合宿最終日
私はドキドキして朝を迎えた。
先日始まったインターハイ、今日は準々決勝、東京代表桐皇学園高校VS神奈川県代表海常高校
つまり・・・、青峰対涼太
キセキの世代同士が戦うのは初めてだ。それに、涼太は青峰に憧れてバスケを始めて、今まで1度も彼に勝ったことがない。
私は、この試合は観なきゃいけないって思ったんだ。
合宿終わったら直行しよう、丁度会場から近いし・・・って考えてたら、まさか、リコ先輩も同じことを考えていた・・・というか元からそのつもりだったらしく、誠凛全員でインハイ会場へと向かったのだった。
会場に着いた直後、携帯の通知がなった。
涼太からのメールだった。
"こんなことAっちにしか頼めないんスけど"
▽▲▽▲▽▲
黄「あっ!Aっち!こっちっス!」
呼び出されたのは海常の控え室だった
『どうしたの、珍しく・・・緊張だなんて、らしくないよ?』
"青峰っちと戦うのなんか緊張しちゃって・・・激励して欲しいから、会いに来て"
メールの内容に私は驚いた。
あの涼太が弱気&甘えている!!!
黄「いやぁ、自分が1番ビックリしてるんスよ・・・
だって、あの青峰っちとの勝負っスよ!!?俺勝ったこと無いんスよ!??」
『でも、負けるつもりは無いんでしょ?』
涼太が驚いたのか目を見開いてから、その目に強い光を宿す。
黄「当たり前っスよ。死んでも勝つっス」
『じゃあ、それで十分!
涼太は強いって私が知ってるから怖いことなんて何も無い!
そうでしょ?』
黄「ぅうぅっ、Aっち!!やっぱりうちらのマネージャーにならないっスか!?」
『うんごめんならない』
黄「辛辣っ!!!」
控え室の入口で話していたからか、中の人が涼太の声を聞きつけてやってきた。
「黄瀬ぇぇ、今度は女連れ込んでんのかぁ?
・・・って、誠凛のマネージャーの」
『AAです!お久しぶりですね笠松さん!』
すると、その後ろからやってきた人が私を見てフリーズした
が直後、私に急接近して両手で私の手を握りしめたのだ
森「初めまして。俺、森山由孝って言います。今日はあなたのために戦います。」
早口でそう言われ、しどろもどろ
『あ、え、えっと、そこは海常のために戦ってください?』
森「はい!!!!」
ええぃ、何だこの人!!
黄「先輩、Aっちはダメっすよ」
『え、何がダメなの・・・』
黄「なーいしょ」
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涸萌佳雨(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます(՞ . .՞) 近日公開ですので、今しばらくお待ちください!話の内容をどこまでにするかで題名を検討中なのです(*´ `*) 早く皆様に公開できるように頑張りますね! (2022年11月23日 11時) (レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - パスワードってなんですか( ; ; ) (2022年11月22日 22時) (レス) @page36 id: 7d809c8ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2021年9月23日 19時