命令は絶対 ページ28
今日のメンズはおかしい。
ダル「A、大好きだぞー!」
と、抱きしめてきたり、
ジャ「今日も可愛いな〜Aは!」
と、顎クイされて言われたり、
マル「今度どこかへ出かけないか?もちろん2人で。」
と、口説かれたり、
アッ「貴女には私がついていますよ…」
と、手の甲に口づけをされたり…
今なんて、
ジョ「相変わらずちぃせぇなぁ…?」
A『…あの、近いんですけど…』
これは俗に言う壁ドンというやつですね。
ちょっと近すぎる気もするけど…
どういう事…?しかもやってる本人もちょっと嫌そうというか…
A『これはなんの遊びなの?』
ジョ「はぁ…またあのトランプ野郎が新しい人間の遊びを持ってきやがってよ。」
A『何それ。私に壁ドンして来いって言うのは罰ゲームなの?』
ジョ「いや罰っつぅか、命令だな。」
A『王様ゲームみたいな?』
ジョ「あーそうそう。そんなようなこと言ってたな。」
A『それをメンズだけでやってるの…?やば…そういうのって女の子とか混ぜて、お酒とか飲みながらやるんじゃない?』
ジョ「そーなのかよ。人間のお遊びなんか知らねぇよ。ってかなんでそんな詳しいんだ?」
A『人間の事を調べておいて損は無いと思います。』
ジョ「まぁそーだけどよ…」
ジャ「ちょっと!!いくらなんでも近くない!?」
アッ「随分と見せつけてくれるじゃないか。」
その声でハッとした。
そうだ、ずっとこの体勢のままだった…!
マル「帰りが遅いから、もしやと思ったが…」
ダル「ジョーもAの事好きなんだなー!」
A『いや、み、みんな違っ…』
慌てて離れようとすると、すっと腰に手を回される。
A『えっ…?』
ジョ「そーそー。俺、こいつの事ちょー好き。」
一瞬、時が止まる。
ジャ/アッ/マル/「はあぁぁぁ!?!?」
ダル「ムッ僕もちょーー好きだぞ!A!」
A『っ…急に変なこと言わない!あとダルも張り合わなくていいから…!』
ジャ「悔しいけど、今回はジョーの勝ちかなぁ…」
マル「これには適わないね…」
アッ「ふむ…しかし腰に手を回すのh『あ゙あ゙ー!それ以上言わない!!』」
全く、気まぐれでこういうことをしてくるから気が抜けない…
141人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラム - 続きが気になる (2020年5月12日 23時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あまレモ | 作成日時:2020年3月10日 20時