検索窓
今日:27 hit、昨日:8 hit、合計:78,532 hit

*** ページ26

A『…何があったんですか。』

ヴェ「最初はいつもの喧嘩だったんですのよ…?」

ジャ「大丈夫大丈夫!そのいつもの、だから!僕もちょーっとイラついてただけだし、Aは気にしないで!」

A『怪我は?大丈夫なの?』

ジャ「うん!こんなの打首に比べたら、なんでもないよ!」

A『そう…』

ジャックは早足でリビングから出ていった。
アップルさんも、頭を冷やすと言って出ていってしまった。
部屋がしん…と静まり、変な空気になる。

ファ「よっしゃ!部屋片付けんで!ほら!アンタも!」

場の空気を変えるようにファージャさんが手を叩いて言う。
それに続いて、皆文句を言いながらも動き始めた。
私も散らばったトランプを集めながら、アップルさんを止めていた、ジョーに聞く。

A『魔力って個人差があることは知ってるけど、アップルさんってそんなに強いの?』

ジョ「あ?あーそりゃそうだろ。」

当然、というようにショーは話す。

ジョ「だってよ、あいつは俺たちよりずっと前からここにいる。しかもプリンセスに直接手をかけてんだからな。」

A『そっか…』

納得した。
ここに来て間もない私にはほぼ魔力はない。
ジャックや他の皆は私より何百年も前からここの世界にいるけど、アップルさんと比べたら…

ジョ「だから、怒らせるようなことすんなよ?お前なんて一瞬で消されちまうぜ?」

A『怖いこと言わないでよ!』

からかうように笑われてムッとする。
でも、本当にそうなる気がする…
ジャックも弱くはないのを知っている。
それでも傷一つ無いアップルさんを見て、少し怖いとおもった。

でも、ヴィランズとしては普通なのかな。
私も強く…なれるのかな。

それは反則…!→←強さの理由



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
設定タグ:ヴィランズ手下 , 短編集 , ヴィランズ   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ラム - 続きが気になる (2020年5月12日 23時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あまレモ | 作成日時:2020年3月10日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。