ep.81 ページ32
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新しくしたシーツが擦れる音が、耳に響く
同時に、テヒョンオッパの、ふっと盛れる息。
見あぐれば、オッパの美しい顔と、天井。
「ふっ、なぁに、Aちゃん、僕に見惚れてたの?」
「…っ、」
「…かぁいいね、ほんと」
ニッと笑って、鎖骨に吸い付く
「ひ、…ぁ」
ぴと、とおっぱの手が頬に添えられて、唇が重なり合えば、意識が全部持っていかれそうになる
余裕そうに頬を緩める瞬間と、寂しげに伏せられる視線が、交互に行き交うオッパに
ぎゅうと胸が締め付けれらた
____寂しがり屋さん
こうして自分を求めてくれるのは、きっと、そのいい知れない寂しさを埋めたいのだ
でも、それは独りよがりの行為というわけでもなくて、大事に、大事に触れられるから…
だから、
____私が、一番満たされている…
“愛してくれている”
母親の愛を感じるように、今目の前にいる男から向けられる《無償の愛》
すっと手を伸ばせば、絡めとるように大きな手が重ねられる
「っ、」
「Aちゃん、…ッ」
「…テヒョ、」
「……嫌わないで…っ」
「…!」
「…ごめんね、」
汗なのか、涙、なのか。わからなかったけど、ポタ、と胸元に滴が落ちて、「あ」と思った時にはオッパがまた首元に吸い付いた
____嫌いになんて、
「…お、…っぱ、」
「ッ、」
「…私は、いつでもオッパのそばにいます、」
耳元でハッと息を飲んだのがわかる
「…だいじょうぶですよ。…」
おっぱ、私はおっぱに利用されても、嫌いにはなりません。
「……Aちゃん、それ、こういう状況で、本当に僕以外に言っちゃダメだよ」
くっ、と笑ってベターーンと私の上に体重をかけた
「う、あ…!」
「いひひ、」
「…ッ息、できな、!」
「……ありがと、」
好き。
もう一度そう言って、壊れ物に触れるようにそっとキスをおでこ、鼻、唇に落とした
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mila.(プロフ) - 月のひかりさん» 他の作品でもコメントくださりましたよね、ありがとうございます、、!嬉しいです。気ままに更新頑張るので、楽しみにしていただけると嬉しいです! (2019年11月22日 23時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - りんかさん» りんかさん。コメントありがとうございます。返信遅れてごめんなさい、、とっても嬉しいです!誰と結ばれるのか、楽しみに待っててもらえると嬉しいです。続編に移行しましたので、今後もお付き合いくださると幸いです(^^) (2019年11月22日 23時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
月のひかり(プロフ) - あーーもう本当に大好きです、このお話!!! (2019年11月20日 22時) (レス) id: 29553fe515 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 主人公はテヒョンと結ばれるのですかそれともそれとも、、うぅ、、続きが常にきになります!これからも楽しみにしています^_^mila.さんのペースで更新頑張ってください! (2019年11月20日 21時) (レス) id: b1eff33979 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - めぐさん» めぐさん、ありがとうございます。とても嬉しいです。楽しみにいていただけるよう、更新頑張りますね! (2019年11月20日 2時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mila. | 作成日時:2019年11月1日 8時