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首を少し傾げ笑いながらそう問うと








「、そ、ですね。」


なんて俺から目を離さず答えた彼女









あまりにも唖然とするその顔が可笑しくて
くくっと笑いが出てしまったけど
直ぐに真顔に戻し







JK「じゃぁ、キスで」






そう呟き彼女の唇に自分の唇を近付けて行く









目の前の彼女は、目を大きく開き
固まって動かない









このまま自分のペースに乗せてしまえばいい。



なんて思っていると









「いっいやぁぁ!!」



そんな叫び声と同時にドンッ!と
胸に衝撃が走った









一瞬何が起きたか分からなかった
少しして自分が突き離されたと
理解したと同時に


自分のペースに乗せられるばかりと
思っていた俺は、予想外の展開に
思わずキョトンとしてしまった









突き離した彼女は、そんな俺に







「あのね、高校生でっ!そーゆーのしたくなるの分からなくないけどっ!、いや、女の私には分からないけどっ、だめだよ!付き合ってもない好きでもない人とっ!そんな事しちゃっ!、」








と、かなり興奮気味に言い放った






言ってやったぞと言わんばかりの彼女の顔









確かにヒョンが言った通りちょっと強敵かもしれない


そう思うと同時に俺は、笑いが出た。








JK「、ふっ、ははははは!面白いですね、先輩。」





「な、なにが面白いのよ、」







おどおどしながらもまるで基地外を見る様な眼差しの彼女に







JK「あーあ、俺にあんなに近付かれてキスされそうになって、拒否する人、先輩位しかいないですよ。」









そう答えると、彼女は一瞬凄く不愉快な顔をしたが直ぐに悲しい顔になり下を向いた






俺はそんな彼女の隣に移動する






JK「先輩…先輩、名前何て言うんですか?」






「え、A。イ・A」









普通に答えた彼女につま先から身体中に何かが湧き上がる









JK「Aさんか…」






なんて既に知っていて大嫌いな名前を呟き、にっこり笑う俺を見つめる彼女。









JK「2年生ですよね、上履き黄色ですから。2年何組ですか?」






「…2年1組」







JK「そうですか…俺、Aヌナの事気に入っちゃいました。これからよろしくお願いします、Aヌナ、」






「よろしくお願いします」









普通に答えたよ、と
心の中で呟いたと同時に昼休みの終わりを告げる鐘が鳴り、大嫌いな彼女はそそくさと
屋上を後にして行った。

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設定タグ:BTS , ジョングク , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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すみれ - 最初は、バッドエンドで終わるのかなと思ったけど、最終的に、ハッピーエンドで終わってよかったです。 (5月30日 17時) (レス) @page48 id: 83c0cebc8e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユジンさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心しました(;_;)私も自分で書いていてそうおもいました!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年8月1日 16時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
ユジン - こんな彼氏欲しいです(´TωT`) (2019年8月1日 12時) (レス) id: 0abec50d21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年2月14日 19時

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