その手を握るとき 2

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こうして奇跡で始まった夏休みは
今まで過ごして来た夏休みの中で
一番楽しくて幸せが溢れた夏休みになった。




















幸せは夏休みの後も、もちろん続き
今も続いている。





















でもたまに不安になる。

















いくらAヌナがもういいと言ったからって
俺がやった事は許されていい事じゃ無い。


















本当に俺で良いのかと、何度もヌナに聞いた







そんな俺にヌナは



















「ジョングクくんじゃないとダメなんだよ。それにずっとこの手を俺が握ってるからって言ったじゃん、なのにそんな事言っちゃダメだよ」











毎回そう言って照れ臭そうに優しく笑ってくれた。










































彼女の言葉や笑顔、温もりは勿論
彼女の全て、存在自体が
毎回俺に癒しと幸せをくれる

























あぁ、俺は本当に幸せ者だ。









Aヌナと付き合い始めてからもう何十回、
いや、何千回もそう実感した。


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