40 ページ40
.
ごめんね、Aヌナ
唖然としながら肩を小さく震わせる目の前のヌナにそう心の中で呟き
JK「…まぁ、もう彼女なんて思っても居ませんけど。」
そう冷たく呟きながらルナとキムテヒョンの方に俺は向き直した
LN「グクっ、!、彼女と思って無いってどう
JK「そのまんまだよ。ねぇ俺が気付いて無いとでも思った?ふっ、随分と俺も舐められたもんだよね」
LN「ちがうの!!グクこれはっ
JK「黙れ。今更言い訳?見苦しんだよ、お前ら2人共。散々こっちを傷付けておいて、追い詰められたら二言目には、これは違う。は?何が?何が違うんだよ。なぁ、ほら言ってみろよ」
そう問い詰めるとボロボロと泣き出すルナと顔を真っ青にするキムテヒョン
LN「グクっお願い!話を聞いてっ!!」
JK「ねぇ、まだそんな事言ってるの?いつまで彼女気取りしてるの?もう終わってんだよお前とは。お前の顔を見てると吐き気がする。気安くグクなんて呼ぶな。」
LN「っ、そんなっ、」
JK「早く消えて、俺の目に映る所から早く消えろ、一生姿を見せるな。」
そう心の底からの気持ちをぶつけ顎で下駄箱の方を指すとルナは、ボロボロ泣きしゃっくりをあげながら下を向いた
そんなルナを横目にキムテヒョンの方に視線を移すと、キムテヒョンは俺を見つめて目を大きくした
そして
TH「、お前、、やっぱり、」
そう少しだけ震える声で呟いた。
本当は、今すぐ殴ってやりたい
Aヌナが傷ついた分殴ってやりたかった
でも
JK「…本当に心から愛してるならまだ間に合います。」
精一杯の強がりとヌナへの幸せを願った言葉を彼に呟き
JK「Aヌナ」
もうきっと呼び掛ける事も
名前を呼ぶ事も無いだろう名前を呼び
ヌナを真っ直ぐに見つめた。
.
1418人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すみれ - 最初は、バッドエンドで終わるのかなと思ったけど、最終的に、ハッピーエンドで終わってよかったです。 (5月30日 17時) (レス) @page48 id: 83c0cebc8e (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ユジンさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心しました(;_;)私も自分で書いていてそうおもいました!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年8月1日 16時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
ユジン - こんな彼氏欲しいです(´TωT`) (2019年8月1日 12時) (レス) id: 0abec50d21 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葵 | 作成日時:2019年2月14日 19時