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その日から本当に俺は全てに無気力になった。
「チョンさん?聞いてますか?」
JK「…え?」
授業中窓際の席でボーっとしていた所を先生にいきなりそう言われ、はっとする。
「大丈夫ですか?最近ボーっとしてますが、まだ夏休みまで2日間ありますからね?さぁこの問題分かりますか?」
JK「分かりません。」
そう即答した俺に先生は唖然とした。
そんな先生を冷たく見つめ、さっとグランドに目をやると俺は息を止めた。
グランドで体育をやっているクラス、
その中に彼女を見つけた。
JK「、、、Aヌナ」
小さく小さく呟く。
久々に見たヌナの姿にキューッと胸が苦しくなり目頭がほんの少し熱くなった。
あの日からヌナの事ばかりを考えていた。
いや、逆にヌナの事しか考えていなかった。
彼女の姿を見るだけでこんなになるんだ
そう実感した。
拒絶されてもいい
ただ、やっぱり、
勝手かもしれないけど
Aヌナに気持ちを伝えよう。
放課後、会いに行こう。
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すみれ - 最初は、バッドエンドで終わるのかなと思ったけど、最終的に、ハッピーエンドで終わってよかったです。 (5月30日 17時) (レス) @page48 id: 83c0cebc8e (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ユジンさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心しました(;_;)私も自分で書いていてそうおもいました!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年8月1日 16時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
ユジン - こんな彼氏欲しいです(´TωT`) (2019年8月1日 12時) (レス) id: 0abec50d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2019年2月14日 19時