その手を握るとき 2

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『頭痛が酷いから早退するね。』

















昼休み終了と共に俺のスマホに届いたメッセージ。


























JK「…最近多いな。」















ここ最近ルナは、早退が多い。


入学してからそんなに体調が悪いのか、？

















毎日カトクは、してるけど




学校では勿論絡む事も出来ず
登下校も別。

































家、行ってみるか…

















何て考えていたら
いつのまにか放課後になっていて、



















見舞いに持って行くお菓子やゼリーを買いに
真っ直ぐ商店街に向かった。

















































少しだけ賑やかな商店街を

買い込んだ袋を左手に持ち揺らしながら
歩いていると
ふとゲームセンターに目が止まった。






















































JK「…は……？」



























動きが止まりそんな声が出た。

























サッと血の気が引くのが自分で分かる。





































「お兄さん、袋落としたよ。あ、シュークリーム割れちゃってるよ」


























そんな声が下から聞こえて来たが
俺は目もくれなかった。






























自分がいつ左手に持っていた袋を
落としたのかも分からない位
俺はその一点から目が離せなくなっていた。


































































そこには、






















横顔からでも分かる位
綺麗な顔をした金髪の男と








































そんな男の腕に自分の腕を絡ませて
嬉しそうに笑っている俺の彼女が居た。

















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