日輪笑顔

39本目 ページ39

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ジミナのTシャツを掴み、
ボロボロと涙を流す私に
ジミナは、安堵の表情になった。




























TH「でもジミナ、ユンギヒョンの乗るフェリーって、、後20分で出発じゃない？！」



























そう言って、壁に貼られて居た
フェリーの時間表を指差し
大きな声で言ったテヒョナに














私は、背筋が一瞬冷たくなった。

























ここから港まで







原付をかっ飛ばしても30分は
掛かるだろう





















しかもジミナは、





























JM「あぁ！！！急ぎ過ぎて原付じゃ無くて、店からここまで走って来ちゃった！！どどどうしよう！」








そう言って顔をみるみる青くさせていく。











































自転車も原付も無い。
なら方法は、一つだけ。




































アワアワするジミナと
ワタワタするテヒョナ。






そんな2人に私は










































「2人共、背中を押してくれてありがとう！私行ってくる！！」


















そう笑顔で言い
店を飛び出した。















































太陽の日差しが容赦無く
照りつける外に出ると
一気に熱い気温が私を包んだ。




















でもそんな事も気にせず
只々、港を目指して無我夢中に走る。























自転車も原付も無いなら
走ればいい。





















間に合う可能性は、かなり低いけど



きっと間に合わせてみせる。










ユンギさんに会いたいから。





















頭の中で小さくそう呟き、









私は、港一直線に無我夢中で
走った。








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