19本目 ページ19
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ユンギさん、
何を薄く笑ってるんだろうと
ユンギさんを見つめていると
ユンギさんは、アイスを齧りながら
私から視線を外し
まだチラチラとこちらを観て居た
2人の方を観た。
YG「そんなに番号しりてーなら、俺の教えてやるよ。」
薄く笑ったままそう言ったユンギさんに
チャラ男2人は、唖然としていた。
するとユンギさんは
そんな2人にスマホを出せ
と手を伸ばし
YG「はやくしろ。」
そう、いきなり無表情になり
冷たく呟いた。
そんなユンギさんにチャラ男2人は、
アワアワしだし
店を急いで出て行った。
「ユンギさん、ありがとうございます。」
店を出て行った2人の背中を
茫然と見つめながら呟いた私に
YG「ん。」
同じ様に外を見つめアイスを齧りながら
返事をしたユンギさん。
「ユンギさんの声と姿を観た時、本当に安心しました。タイミングよく来てくれてありがとございます。」
そう微笑みながら私が言うと
ユンギさんは外から視線を外し
私を観て、目を大きくした。
「ユンギ、さん？」
下を向いたユンギさん。
そんなユンギさんの右手に持つ
アイスが垂れそうになっていて
あ、ユンギさんの手に付いちゃう。
そう思った私は、近くにあった
ティッシュを掴みユンギさんに
差し出した。
「ユンギさん、アイス垂れ
YG「…ん…だ…」
「へ？」
ユンギさんが凄く小さく何かを
呟いたけど、
小さ過ぎてレジを挟んで目の前に居る
私には、聞こえなかった。
「なんですか？ユンギさん、」
ユンギさんの呟きが気になって
ティッシュを差し出しながら
そう問いかける私
するとユンギさんは
顔を上げて私を観た
その顔は、とても妖艶に薄く笑っていて
私の心臓がドキドキと凄い速さで
動き出した
そして
YG「なぁ、俺には、番号教えてくれんの？」
そう言ったユンギさん。
私は、そんな彼から目が離せなくなり
ユンギさんの右手から
アイスが垂れて
彼の手を伝い床に落ちている事
なんて、気にも出来なくて
ただティッシュを差し出したまま
動けなくなった。
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チェヨン - 割りと気になる、あの味(∞∵∞)/ (2020年11月11日 2時) (
レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 明さん» コメントありがとうございます！青春を感じて頂けてたらと思い描いていたので嬉しい限りです(;_;)！是非読み返して下さい！笑。最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます！素晴らしい作品だなんて…そう言って頂けて有難いばかりです(;_;)また読み返したいだなんてありがとうございます(*´-`)亀更新がちですが頑張ります！最後まで読んで頂きありがとうございました^ ^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！ドキドキして頂けて良かったです(*´-`)ホッコリ作品が作りたかったので、そう言って頂けてとても嬉しいです^ ^！最後まで読んで頂きありがとうございました！ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - コットンさん» コメントありがとうございます！そう言って頂き嬉しい限りです(;_;)最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2018年7月17日 2時
