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14本目 ページ14

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YG「あれ、Aの弟か、」









いきなり呼び捨てで呼ばれた事に
更に私の心臓は脈を早めた。









「、そうです」









YG「似てんな、顔も雰囲気も」









きゃあきゃあ騒がしい店内を
見つめながら呟いたユンギさん。



















「確かに、皆んなに良く言われます」









たまに双子?何て言われる事も
ある私達。






まぁ、そのお陰で今日のお客さんや
テヒョナに恋する沢山の女子に




一緒に買い物してる所や
行動してる所を目撃されても
変な嫉妬や誤解をされる事も無い。









YG「うるせーな。、俺ぎゃあぎゃあうるせー女嫌い」









そう心底嫌そうな顔をして
店の中の女子を観るユンギさん。
















「残念ですね、ユンギさん。今日はテヒョナ目当ての、お客さんで溢れかえってますよ。」









そう私が呟くと店の中を見ていた
ユンギさんは、
ゆっくりと私の方を向き
私を真っ直ぐに見つめた。



















真っ直ぐなユンギさんの瞳に
また心臓が変な音を立てだす。





















「ユンギさん、?」





























YG「俺は、お前目当てで来てるけど。」


















え?
今何て言った、









まだ真っ直ぐに私を見つめたままの
ユンギさん。









「、ユンギ、さん、あの









YG「ふっ、冗談だよ。これいくら?」









そう言って
優しくでも意地悪に笑いながら
コーラを指差すユンギさん。









「冗談、ですか!!びっくりしたぁ!、あ、っと60円です。」









YG「ん。」







コーラを掴み代わりに80円を私に
差し出すユンギさん。









20円多いな、何て
パニックな頭で考えていると









YG「Aいつものちょうだい。」









真っ白な歯と歯茎を見せながら

温かく日輪みたいな笑顔で

そう言ったユンギさん。









私は、80円を握り締めて
ただただ頷いて









凄い速さで動く心臓と
じわじわ首から頭にかけて熱くなる
体温を感じながら









店の中の冷凍庫に走った。





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チェヨン - 割りと気になる、あの味(∞∵∞)/ (2020年11月11日 2時) (レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 明さん» コメントありがとうございます!青春を感じて頂けてたらと思い描いていたので嬉しい限りです(;_;)!是非読み返して下さい!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます!素晴らしい作品だなんて…そう言って頂けて有難いばかりです(;_;)また読み返したいだなんてありがとうございます(*´-`)亀更新がちですが頑張ります!最後まで読んで頂きありがとうございました^ ^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます!ドキドキして頂けて良かったです(*´-`)ホッコリ作品が作りたかったので、そう言って頂けてとても嬉しいです^ ^!最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コットンさん» コメントありがとうございます!そう言って頂き嬉しい限りです(;_;)最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月17日 2時

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