日輪笑顔

12本目 ページ12

.









「4日後に来るって言って…もう9日も過ぎてるってどーゆー事？」





















TH「ごめーん！夏祭りあったりして遊びで忙しくて！いひひ」

























いひひ、じゃねーよ。
その綺麗な鼻筋へし折ってやろーか。

















なんて私の気持ちは
弟には、全く届いていないらしく
何にも気にせず店の中を
ぐるぐる回っているテヒョナ。






























そんな弟を横目に
扇風機のボタンをONにする。




















TH「ねぇちゃんお腹空いたー」


















「今から朝ごはん作るから、それまで氷でも食べてな。」










TH「はーい」




















氷は流石に冗談で言ったつもりだったのに
スキップしながら冷凍の所まで行き
扉を開けるテヒョナ。















TH「うわっ！何この不味そうなアイス！ウケんだけど！」

























そう言って凄いスピードで
ユンギさん限定のアイスの
袋を開けて一口食べたテヒョナ。













「うわっ、」









思わずそんな言葉が私の口から出た。






























さっきまでの、嵐の様なうるささは、
何処に行ったのかと思うぐらい
静かになるテヒョナ。
















そんなテヒョナの背中を見つめながら





「ど、、どう？」








そう問いかける私。







































ユンギさんが毎日食べてるアイス

ユンギさんが毎日買いに来るアイス

めっちゃ気になる。



































TH「ないね！！！」


















そう言って袋に一口食べたアイスを
戻し、私に差し出すテヒョナに



























「、だよねー、」




























そう呟きながら
今度挑戦してみよう、と思った。









.

13本目→←11本目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す