ウソをつくのも勇気がいるんだから(JD)… (ページ17)

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＊

理由は……

30分位経った頃

降りかかってきた面倒な事で

段々気付き始めた……

横から……ふっと
少し柔らかめの声の人が

いや、フニャッとした声で

超自信ありげなナムジャが！

「今いい？なんか…仕事疲れ？」

って声かけて来る

『…いえ』

厄介………1人で来るんじゃなかった

「よく来るの？ココ」

…無言で(ぺこり)とお辞儀して

移動しようと思ったら

もうグラスを
テーブルに置かれちゃうし

「ちょっとまだ…いいじゃん？」

って腕掴まれた。

どうしよう。帰りたい……

「1人できたのぉ？なかなかだね」

って言われたその時

JD「A～～！おほっ、待った？」

絡んできた彼と反対側から

聞き覚えのあるトーン

振り返ったらジョンデ君がいる

『…ぁ////』

JD「さっきから向こうで
ずっと待ってたぁ。

なんでこの人？俺でしょ？」

『…あ、うん。アハハ』

ジョンデ君……息が切れてる

走って来てくれたの？

「えー？知り合いなの？このヒト」

JD「えへぇ？
何言ってんの。だって彼女だもん笑！」

ぎぇっ！？
なんですって

せめて友達とか言ってよ～～！

JD「で、俺のに何の用さ？
まさか、釣ってたりしないよね？」

(お、オレ俺のぉ？！！！！)

「…、あ、いやいや！チョット

気分悪そうだったからさ。じゃ～」

JD「ふん！嘘ついちゃって。アイツ

はぁ…あっぶな！Aちゃん？」

『あ、はい～～！いやぁ、
ありがとございました。』

その後の会話が……続かないくらい

ジョンデ君の視線が

ずーっと私から離れない

言いたいことは……

だいたい察しがついたw

JD「んー。ダメだ。……ね？

なんで来た？こんなとこ」

ジョンデ君の掌が私の頭に乗っかる

『…うわっ。。///いや、

以前友達ときたことがあったから』

ちょっとバツが悪いわー！

やらかしちゃったしwww

JD「ココ1人でくるとか……。

次はもう来ちゃダメだ。わかった？」

『…(コクリ)』

薄暗いところで
改めて見るジョンデ君は

凄く大人に見えて……

この髪でここにいると

すごく馴染んでる気がした。