284 ページ40
風「ここで終わりにしようじゃないかコナンくん!それにもう君たちには逃げ場がない」
そう言いながらどんどんと近づいてくる
するとコナンくんは私の手を取って広場の中心の方へ走り出す
それを狙い犯人は発砲、コナンくんの腕に当たってしまった
『コナンくん!!』
コ「大丈夫…腕をかすめただけだから…!」
風「言ったろ?もう逃げ場はないって!」
わたしは庇うようにコナンくんの両肩に手を置いて犯人の方を見た
コ「今、ここでAを殺すと、友成誠さんの無実が証明されてしまうんじゃないのか?」
風「そうなんだよ…友成は逮捕前に消すつもりだったが、仕方がない…」
広場の中心にいるわたしたちの1m先まで犯人は近付いてきた
風「さて、ここはやはりレディーファースト、かな?」
そう言ってわたしに銃口を向ける
その瞬間、コナンくんがカウントダウンをし始めた
コ「10、9、8、7、6、」
その姿が頭によく思い浮かんで来る彼に重なった
風「ふ、何かのおまじないか?」
コ「5、4、」
『3、2、1、」
気付いたら頭の中の彼とコナンくんに合わせてわたしもカウントダウンをしていた
0
その瞬間、周りから水が吹きだし、噴水のようになった
その水から少しはみ出た風戸先生の拳銃を持った手…
この、景色は…
(佐「ダメAさん!!」)
(『佐藤刑事!!!!』)
あの時…懐中電灯が舞って…光にあたって見えたのは…
(新「ホラ、喉乾いたろ?」)
(コ「アハハハハハ!」)
(園「もし新ちゃんにそんなこと言われちゃったら…♡」)
(小「Aは今日も美しいなァ〜!」)
(蘭「もうやめてよお父さん!!!」)
(英「私の料理が食べられないって言うの!?」)
(『ねぇ、答えてよ、新ちゃん…』)
(コ「久しぶりだな、A…俺が工藤新一だ」)
(新「おめぇ、こーゆーの好きだろ?」)
この、景色は……!!!!
コナンくんはわたしのリュックに入っていた空き缶を取り出した
コ「ボクから離れて!」
____________
NO side
風戸は噴水の周りをぐるぐる回りながら拳銃を構えていた
風「噴水が止まれば終わりだァ!!!もう諦めるんだな!!!」
噴水が弱くなり、風戸はニヤ、と笑をこぼす
すると噴水の中心から、空き缶が空高く飛ぶのを見て、
風「子供だましか!」
その空き缶に向かって発砲した
177人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茉優花(プロフ) - chiさん» 初めまして!コメントありがとうございます!誤字の件、治させて頂きました!お恥ずかしいです、教えてくださりありがとうございます...!これからもよろしくお願い致します(^^) (2018年11月8日 11時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
chi(プロフ) - はじめまして。とっても面白くて夢中になって読んでいます!誤字を見つけたので報告させてもらいます。目は積んでおこう→芽は摘んでおこう、です。続きも楽しく読ませていただきます!(^^) (2018年11月8日 8時) (レス) id: d337abc1fb (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - ノアさん» 優しいお言葉ありがとうございます!結局10月になるまで更新できませんでしたが、本日一挙公開させていただく予定です。大好きだなんて...ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2018年10月8日 19時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - お忙しいと思いますが、突然コメントすみません。お知らせ読みました、作者さんも色々大変なんですね…大丈夫ですよ!私この作品大好きですから、ちゃんとまってます!作者さんも、あまりお気にせず、ご自分のペースで更新なさってくださいね! (2018年9月3日 22時) (レス) id: 7cf9ebc6d4 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - ゆうみんさん» コメントありがとうございます!期待に応えられるよう頑張りますので今後ともよろしくお願いします(^^) (2018年8月4日 20時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茉優花 | 作成日時:2018年4月11日 22時