ノスタルジア 時計じかけの摩天楼【名探偵コナン】

147 ページ31

貴女side



その後。





わたしは軽い手当をしてもらったあと事情聴取に何時間も付き合わされ…






もうクタクタ(笑)



コ「Aねえちゃんもう大丈夫なの？」




『大したことないから平気！』





蘭「A！！！！無事でよかった、もういっつも無理するんだからー！」






園「心配させてんじゃないわよ！！」








蘭と園子も大号泣(笑)







『はは、ごめんって！(笑)でもあそこでわたしが解体してなきゃ新ちゃんもみーんな今ここにはもういないよ？』





蘭「新一…ちゃんと来たんだね」






『うん…顔は見れなかったけど、ね』





コ「………」







園「会ったんじゃないの？」






『1回目の爆発のショックでドアが開かなくなっちゃってて入ってこられなかったみたいだから、扉越しに話してただけだよ！』







蘭「そう…なんだ…」







prrrrrrr




あ、電話…新ちゃん…？





『もしもし？』






コ(新)＜よー。この間ぶりだな(あんな顔で俺の話してたら…電話掛けたくなっちまうじゃねーか…)＞







『新ちゃん、すぐ帰っちゃうんだもん。プレゼント直接渡したかったのに…』





コ(新)＜わりぃな…今追いかけてる事件放り出してお前んとこ行っちゃったもんだからよ…＞





『新ちゃんにしては解決するの遅いんじゃない？どうしたの？劣った？(笑)わたしが隣にいないとダメなんじゃないのー(笑)』






コ(新)＜うるせぇな！いいだろ別に…＞



あ、否定しないのね…






てか蘭に代わろ…わたしばっかりもあれだしね






『蘭！ほら、旦那♡』






蘭「だ、旦那って…違うわよ！……もしもし？」







楽しそうに話す蘭を見てると









今までのこと申し訳なくなってくる…









蘭が探偵だったら…







蘭がもっと早くから、わたしよりも早くから新ちゃんと出会ってれば…






蘭をこんな気持ちにさせないで済んだのかな

148→←146

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す