ノスタルジア 時計じかけの摩天楼【名探偵コナン】

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@黒川邸



目「黒川氏はお酒を飲みながらワープロに向かったところを後方から何者かに殴られ、殺害された」





被害者のそばに落ちているブロンド像が凶器で間違いないだろう。




しかし分からないのがダイイングメッセージとして残されていた




パソコンに表示された ''JUN''の文字






そう、これは犯人を表すもの




犯人は…あの人で間違いない！






小「これは犯人を示すダイイングメッセージ…しかも犯人はこの3人の中にいる！」




コ「(おぉ！珍しく冴えてるぅ！)」





『はは、どーせJUNは6月、6月は水無月だから犯人は三奈さんとか言うんじゃない？』





コ「まさかぁ〜(笑)」





小「犯人は奥さんの三奈さん…あなただ！」






コ「ん？」





小「黒川氏が残したJUNは英語で6月、JUNEを略した言葉です！そしてJUNEは水のない月、水無月ともいいます。つまり三奈さんです！」




『ね？』




コ「ははは〜…(まじかよ…)」




小「しかもあなたは…」




三「6月生まれだからどうだって言うのよ！なーにが水無月だから三奈よ！あなた、そんなダジャレで私を犯人にする気なの！？」




小「いやぁーこれは論理的推理というかぁ〜…」





『そんな事考えてる暇があるならわかりやすく''MINA''って打った方が早いと思うんですけど？』




目「そうだぞ！死ぬ間際の人間がそんな回りくどいことするかね？ワシだったらわかりやすくそのまま犯人の名前を打つぞ！」





あーほんとあほらし…





見ればすぐ犯人なんて分かっちゃうのに何でわかんないんだ…





ま、おじさんの推理だとここまでだな〜(笑)





『目暮警部、わたしが代わりに説明します』




目「おぉーAくん！頼んだぞ！」





代わりにとはなんだー！っておじさんが怒ってるけど気にしない気にしない！(笑)




『遺体をよく見てください警部。黒川氏の手に血がついている部分は、右手小指だけです。では、キーボードにはどの部分に血がついていますか？』





目「んーと、け、む、ろ、と左端の英大文字についてる！」




『け、む、ろは黒川氏がキーボードでJUNと人差し指で打ったときに血のついていた小指が触れて付いたものですが…では、左端の英大文字のキー。わざわざ左端のキーを打ちにくい右手の小指で打つ人はまずいないでしょう。』

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