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5.天使 ページ5
それにしても本当に綺麗な方だ。
長く輝く白髪を後ろでひとつに束ね、白い衣装に金の刺繍が入った洋服は、彼の透き通るような白い肌によく似合っていた。
中性的なその姿には、不思議な魅力を感じた。
アリス「…どうなさいましたか?」
A「あ、すみません…!なんだか…あまりにお美しいので、天使さんみたいだなぁって。今にも羽が生えてきそう…」
アリス「天使…ですか…ふふ…、また可愛らしいことをおっしゃいますね。」
マリアス「お嬢さん。君の作る洋服や飾りはとても繊細で美しい。これとこれを貰おうかな?」
A「あ、ありがとうございます…!」
マリアス「アリス、行くよ。」
アリス「はいマリアス様。お荷物お持ち致しますね。」
マリアス「うむ。」
伯爵は洋服を2着購入すると、アリスに持たせた。
マリアス「そうだ。銀行に用事が。アリス、すぐに行ってくるからここで待っていてくれるか?」
アリス「はい、わかりました。行ってらっしゃいませ。」
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作者名:月乃 | 作成日時:2017年6月25日 17時