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「やっぱり私、クリスマスって大好きよ。」
クリスマス・プディングを食べようとしていたリーマスはAの言葉に頷いたあと、突然アッと声を漏らした。
「.......どうしたの？」
リーマスがスプーンの柄で指した先に居たのはシリウスと綺麗な顔立ちの女子生徒。ローブを着ていないのでどこの寮の人なのかは分からなかったが見覚えがない辺り他寮の歳下なのだろう。
「あら.......シリウスったら......」
「その、できれば見えない所でやってほしいよね。
.......ああいうことは。」
「ああいうこと？」
ああ。なるほど。どうやらリーマスは自分の友人が異性とイチャつく所は見たくないらしい。純粋で可愛いなあなんて、耳を赤く染めた横顔に思わず笑みがこぼれる。
と。そこで予想外のちょっとした事件が起こった。シリウスとその女子はツリーが邪魔をして上座からは見えない所に移動して、何やら怪しい空気を醸し出し始めたのだ。Aはその妙に甘ったるい空気が何なのかを直ぐに理解して、けれどリーマスはよく分かっていないようだった。さてどうしようかと悩んで数秒、Aは5皿目のクリスマス・プディングに突入したリーマスの腕を引っ張り大広間から連れ出した。
「リーラひどいよ。僕まだ食べたかったのに.....。」
リーマスの悲しそうな顔に胸を痛めていると、何処から現れたのかジェームズが物凄い勢いで突進してきた。
「なあリーラ！ムーニー！見たか？大広間のヤドリギの下でパッドフットが！」
「ジェームズ、親友のそういうことは黙ってる方が賢明よ。」
「パッドフットがどうしたの？」
ジェームズを止めようとするAを制してリーマスは言った。
「さあムーニー、ここで問題です。今日はクリスマス。ヤドリギの下で男女がする事といえば何？」
チッチッチッ、とジェームズは立てた人差し指を動かしながらリーマスを見る。Aは両手で顔を覆い、それからジェームズの頭を思い切り叩いた。
「リーマスが知るはずないでしょ！こんなに健全で純粋な男の子に余計なこと教えないで！」
「えっと.......もしかして.......そういうことなの？」
全くもって知識が皆無のリーマスはこの歳の男子が興奮気味に話していたある話題を思い出して、顔を真っ赤にしながらジェームズに尋ねた。
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夢しずく - usagiさん» お返事ありがとうございます！いえいえ、この作品に最後まで付き合わない人が居ますか？いいえ居ません← もちろん読みにきますよ！それに4時間以上の価値があったのでお気になさらず。これからも頑張ってくださいね (2020年4月9日 16時) (
レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - 夢しずくさん» 夢しずく様、はじめまして。そう言っていただけて凄く嬉しいです！それに、貴重な4時間をこの作品のために.......！本当にありがとうございます！是非、最後まで御付き合いよろしくお願い致します＊ (2020年4月9日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
夢しずく - はじめまして、こんにちは。とっても面白いお話です……！リーマスが可愛すぎてヤバいです！あなたの文才を分けてください……。 あ、面白かったので4時間くらいかけて最初から最後まで読みましたww 更新頑張ってください！！ (2020年4月9日 3時) (レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - いっちゃんさん» そんな！嬉しいです、ありがとうございます。是非、ボードの方で語りましょう。 (2020年4月8日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - usagiさん» 私もusagi様の物語がどれも文才で魅力がありすぎて素晴らしい作品だと思います。これからもusagi様とハリポタについて語りたいです。笑 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5135df06ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2020年3月26日 10時
