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「メリークリスマス！」
大広間についたAは早速、何やら騒がしい4人の元へ。
「やあ、リーラ。メリークリスマス！」
ピーターがテーブルにのったご馳走を前に興奮気味に言った。続いてジェームズ、シリウス、そして
「やあリーラ！メリークリスマ.......あっ.......。」
Aの首からぶら下がる懐中時計の存在に気付いたリーマスは少しだけ頬を染め、それから直ぐに目を逸らした。
「おいリーラ、首から下げてるそれはなんだ？」
「懐中時計よ。綺麗でしょ？今年のクリスマスプレゼントで1番気に入ったわ。」
Aが蓋を開けてみせるとピーターがアッと感嘆の声を漏らした。リーマスは未だに顔を背けたまま、早くこの話題が終わるのを待っているようだ。
「お前にそんなイカしてるモノをくれたイケてるメンズはどこの誰なんだ？」
「秘密よ。」
「それはないだろリーラ。」
ジェームズは顔を背けたままのリーマスをちらっと見て、それからニヤつきながら言った。ジェームズはこれが誰からのプレゼントなのか気付いたらしい。
「君に──そのイカしたモノをくれたメンズは随分とセンスがいいらしい。なあ、ムーニー、そう思わないか？」
「.......っえ、あっ、うん、そうだね。」
リーマスは肩に腕を回してきたジェームズに慌てた様子で答えた。
「いただきまーーーす！」
これ以上この話題が続くと面倒くさそうなので、Aは先にご馳走を頂くことにした。実は先程から腹の虫が喚いて仕方なかったのだ。
クリスマスというだけあって、テーブルには丸々太った七面鳥のローストや、山盛りのローストポテト、大皿盛りの太いソーセージ、それから深皿いっぱいのバター煮の豆。どれもこれも涎が出そうなくらい美味しそうで、Aは迷わずその全てをお皿に取り始めた。
「リーラ、お前.......」
「シリウス、貴方の大好きなチキンよ。ほら、」
Aは七面鳥のローストを何やら物言いたげなシリウスのお皿にのっけた。
ふと、誰かの視線を感じて顔を上げるとこちらを見つめるリーマスと目が合う。まるで天使のような笑顔を返されて、思わず顔が熱くなるのを感じた。
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夢しずく - usagiさん» お返事ありがとうございます！いえいえ、この作品に最後まで付き合わない人が居ますか？いいえ居ません← もちろん読みにきますよ！それに4時間以上の価値があったのでお気になさらず。これからも頑張ってくださいね (2020年4月9日 16時) (
レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - 夢しずくさん» 夢しずく様、はじめまして。そう言っていただけて凄く嬉しいです！それに、貴重な4時間をこの作品のために.......！本当にありがとうございます！是非、最後まで御付き合いよろしくお願い致します＊ (2020年4月9日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
夢しずく - はじめまして、こんにちは。とっても面白いお話です……！リーマスが可愛すぎてヤバいです！あなたの文才を分けてください……。 あ、面白かったので4時間くらいかけて最初から最後まで読みましたww 更新頑張ってください！！ (2020年4月9日 3時) (レス) id: 626b9c2144 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - いっちゃんさん» そんな！嬉しいです、ありがとうございます。是非、ボードの方で語りましょう。 (2020年4月8日 15時) (レス) id: 738c4a8002 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - usagiさん» 私もusagi様の物語がどれも文才で魅力がありすぎて素晴らしい作品だと思います。これからもusagi様とハリポタについて語りたいです。笑 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5135df06ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2020年3月26日 10時
