ryuto's time ページ13
龍友サイド
月曜日の夜 。
昨日は 飲み会があって 、夜遅くに帰ってきたせいで
Aと話せてない 。
仕事が終わって家に帰ると
いつもは出迎えてくれるのにいなくて
リビングに入ると 、ボーっとしてるAが 。
『 A？ただいま 。』
「 あっ！ごめん 。おかえり 。」
と笑顔で言ってくれたんやけど
なんかぎこちない 。
「 ご飯は？食べてきた？ 」
『 あ 、うん 。食べてきた 。』
そう会話しててんけど
無意識にAを見つめてたみたいで
「 龍友なんかあった？ 」
と声をかけられる 。
『 ん？何もないで 。
何かあるのはAの方ちゃうの？ 』
「 ... 。」
そう声をかけると
黙って俯いちゃったA 。
『 大丈夫 。何があったん 。』
Aの目から落ちる涙を拭いて
優しく頭を撫でる 。
「 きのう 、みちゃったの 、、」
昨日？なんかあったっけ 、、？
ジェネ高のこと言ってんのかな 。
『 ジェネ高見たん？ 』
「 ん 、画像が回ってきたの 、、っ 、
龍友が 女の子に抱きつかれてるやつ 、」
一番見られたくないところやん 。
『 ごめんな？何も言わんで 。
俺は Aのことしか好きじゃないから 。
安心して？ 』
「 あたしの龍友 、なのに 、、」
抱きつかれながらそんなん言われたら
もう俺耐えられへんで 。
『 Aは俺だけのもの 。
そう簡単に手放さへんで？ 』
「 んふ 、りゅーと 、すき 。」
『 あかん 、今日はもう無理や 。』
そう言って Aを抱き上げて
ベッドに下ろす 。
『 火つけたん 、Aやからな 、？(笑) 』
「 わかったよ 。今日はおあいこね 。」
( 翌朝 )
『 昨日のA 、色っぽかったわ〜 。』
「 そのせいで腰痛いんだけど 。」
『 いや俺は悪くない 。』
・
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作者名：りぼん | 作成日時：2017年5月4日 20時
