年下3 ページ3
・
「そういえばAって好きな人いないの？」
お昼ご飯をパクつきながら、私の(自称)恋愛熱欠指導をしていたら
1人の女の子がおもむろに聞いてきた。
「いないからこうやって知識だけが溜まるみじめな姿になってるんじゃない」
「あーなるほどね」
おいそこ納得すんな！と思いながらも
その心の叫びはしまっておく。
「それに年上のいない学年である以上、私はこの学校という場での恋はありえないのよ。
私の青春は去年で終了しましたー」
手のひらを上に向けてチャンチャン、という風にすると「Aらしー！」と4人に大爆笑された。
「えーでも同学年でも小湊くんとかは大人っぽくない？」
「まあ、同学年でだったらあいつが一番マシかな。でも、書類選考で没ってとこかしら？」
「お厳し」
「ていうかあれは単なる毒舌が大人っぽく見えるだけでしょ！
あと背は考えてる！？背は！？」
「……あんたの理想高すぎよ」
「一生のパートナーは完璧でないと！」
「……じゃあ年下の…」「却下」
「そんなに！？被せるほど嫌なの！？」と聞かれ「もちろん」とグーサインを作る。
「なんかAって損しそう」
「え？何で？」
「好きになるって年下とか年上とか関係無くなるもんなんじゃないの？」
「んーまあそうかもねー」とテキトーに相槌を打つ。
……だってどう考えたって年下は無いもん。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アクアブルー(プロフ) - にちかさん» ありがとうございます(*´▽｀*)キュンキュン小説目指してたのでとても嬉しいです。御幸じゃなくて亮さんの方がカッコよくなってるのでは…！？と凄く不安だったので安心しました(笑)これからもよろしくお願いします！ (2016年8月26日 19時) (
レス) id: b5b5133db5 (このIDを非表示/違反報告)
アクアブルー(プロフ) - ☆サヤ☆さん» 初めまして(^^)そう言っていただけると嬉しいです。続編にもいこうと思っているのでこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2016年8月26日 19時) (レス) id: b5b5133db5 (このIDを非表示/違反報告)
にちか(プロフ) - 毎回キュンキュンさせてもらってます!!!!御幸くんがかっこよすぎて…。これからも更新待ってます!!頑張って下さいね!! (2016年8月26日 11時) (レス) id: 81c641ab6d (このIDを非表示/違反報告)
☆サヤ☆(プロフ) - 初めまして！次も気になる！また楽しみにしています！ (2016年8月26日 1時) (レス) id: 1e1963d5bb (このIDを非表示/違反報告)
アクアブルー(プロフ) - 胡美さん» 返信遅れてすみません…！！ありがとうございます！名字の件なのですが…おそらくこれで大丈夫になったはずなので…申し訳ありませんでした…m(_ _)m (2016年7月23日 8時) (レス) id: b5b5133db5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アクアブルー | 作成日時：2016年6月26日 17時
