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色んな出し物を見て回り興味のある物は足を止めて見た。

「そろそろVDCが始まるな行ってみるか?」

『行きたいです。』

Aとレオナは手を離さずずっと繋いでいた。

二人は会場の近くに行くとなぜか観客達は会場ではなく別の方に移動していた。

『どうして会場はあっちなのに。』

「何かあったのかもな、大会が始まる迄もう少しゆっくりするか?」

『はい!』

Aは嬉しそうに笑った。

VDCが始まると分かって会場に移動した。

NRCのチームが出てきた姿を見て少し怪我がしているAはさっき迄何があったのか分かった。

『(オーバーブロットしてすぐにダンスをするなんて凄いわ。ヴィル・シェーンハイト。)』

Aはその後のRSAの生徒の歌とダンスを見て投票の時NRCに票を投じた。

『彼らはとても凄い人達ですね。』

「お前から見たらそう見えるんだな。」

『えぇ。レオナ様も凄い方ですが。』

Aはレオナと手を繋ぎ帰る為にアンを探した。

『アンは何処に居るのかしら?』

Aは見渡していたがアンが見当たらなかった。

『レオナ様、アンは何処です?何処にもいないようですが。』

「あぁ、それなら先に会った時にお前の家に帰した。」

『なっ!どうして勝手な事をするんですか?!』

「お前の両親には話をしておいたからな。」

『何をですか?』

「NRCに通う事を。」

『どう言う事ですか?私はNRCに通うのですか?』

「クロウリーに話を着けておいた。だから行くぞ。」

レオナに手を引かれながらAは闇の鏡の間に着いた。

『此処は、闇の鏡……』

「中入るぞ。」

Aと一緒に部屋に入ると学園長が立っていた。

「来ましたね。」

「おう。」

「其れではAさん、闇の鏡の前に。」

レオナに連れられ鏡の前に立った。

〈汝の名は述べよ。〉

『A・オリーヴァです。』

〈……サバナクロー!〉

「当然。」

『私はサバナクロー寮に入るのですか?』

「はい。闇の鏡が選んだんですから。」

『ですが私は家に戻らなくてはなりませんわ。』

「Aは俺が卒業するまで一緒の学園で過ごす事をお前の両親から了承は貰ってる。」

『私はレオナ様と婚約……』

レオナに口を手で押さえられた。

「此処でその話をするな。」

Aは口を押えられた状態でうなずいた。

「いきなり悪かったな。」

『いえ、大丈夫です。』

「それじゃあ、Aを連れて寮に戻る。」

「其れではこれをお渡ししますね。」

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設定タグ:ツイステ , レオナ・キングスカラー   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:彩夏 | 作成日時:2024年3月20日 0時

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