【REBORN！】生徒会長は並盛最強の女！？

３０話　このとき思ったのは… ページ32

「(Aちゃんが

　顔赤いの初めて見たかも…)

　うんっ！！！ぜっっったいに言うよ！！

　そ…そうだ！もうすぐ夏休みだから

　いつでもおいでよ！」


どう思われたのか不安だったけど

沢田は私以上に赤面して

大きくうなずいてくれた。


「嬉しい……絶対に行くね！」


ふふ…スゴく楽しみな予定ができたな。


「おいおい…それじゃあツナだけズルいぜ」


私と沢田のやり取りを黙って見ていた

山本が私の肩を抱いて

突然会話に割り込んできた。


この体勢……顔近いし肌が結構触れ合うから

さすがに恥ずかしい…！


でも、山本は熱い野球部だから

スキンシップが激しいのも当然だし。


その後ろには、

そんな山本に殺気のようなものを送ってる

キレる寸前の獄寺もいた。


今回は何が原因で怒ってんだ！？

本当にカルシウム不足だぞ、お前っ！


「おい野球バカ…早く離れろ」


「しょーがないのな…(チッ)」


沢田(獄寺君ナイスだよ！

　つーか、山本…今、舌打ちしなかった？)


そういえば、２人もちゃんと

美味しいって言ってくれたんだよね…。


「そうだね！山本君と獄寺君、

　あとリボーン君も一緒に食べよう」


「「「ああ！／おう…／分かったぞ」」」


沢田 (ガーンッΣ(=□=;)

　Aちゃんと２人だと思ったのに！)


「でも、そんなにみんなを

　満足させられるかわからないけど…っ」


また赤面したのを見られないように

私はプイッとみんなから顔を背けた。


(((ズキューーンッ！！！)))


沢田 (……まあ、２人きりじゃなくても

　Aちゃんがいいならいっか…！)


あ…結局、沢田にマフィアのこととか

聞けなかったな……


でも──…


今ここで一緒に笑っている彼らは本物で…

きっとこれから先、何があっても

この笑顔が変わることはないんだと思う。



マフィアだろうが──……


殺し屋だろうが──……


────きっと関係ない、些細なことなんだ。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


続く

３１話　私の父さんは…→←２９話　話しかけた目的は…

ラッキーポイズンクッキング　←何がラッキー！？Σ(=□=;)ｂｙツナ

溶解さくらもち☆　さあ、今こそ扉を飛び出そう！

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