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『可愛かったのに』
「ああいうのがタイプなの？」
『うーん、でも、私はチサさんみたいな人が好き』
「俺に告んなっつーの、そして真剣に応えんじゃねーって」
おいで、って手招きされて準備室に入る。
雑然として、
『汚い』
「オイこら」
『先生片付けへただって和くんが言った』
「うっせ、」
先生が、窓際に持たれる、
書類、よく崩れないなぁ...って感心しちゃう。
「で？話って？」
『あ、えっと、』
なんて言ったら良いかなって、ちょっとシミュレーションしてみたんだけど、
先生って、世話焼きというか、面倒見がいいから、
妹戦法で攻めようって思って。
『せんせ？』
「ん？」
『あのね？』
お兄ちゃんに一発で頼みごとを聞いてもらえる裏技、
に、抱き着くのを減らす、
『先生に、一緒に宿泊学習来てほしいんです。ダメですか？』
「、」
窓から、
爽やかな風が吹き込む。
先生の髪を揺らした。
「いつだっけ、」
『週末挟んで日月です、』
「あぁ...」
そう、もし先生が来てくれるなら、
日曜に学校がない分ポイントは高いはず、
「いいよ、休みつぶれるのは高くつくけど」
『ほんと！？やったぁ』
先生ありがと、うれしい、って、
癖で抱き着いて、
ハッとして離れた、
『お兄ちゃんと同じことしちゃった...すみません』
「ビビった、さすがに抱き着かれたのは初めてだったわ、」
照れたように笑いながら、
私の髪を、耳にかけた。
ドキッとする。
『せんせ、』
「ん？」
『好きなもの何？』
「肉」
お肉か...焼肉とかでいいかな。
『助かりました、報告してくるんでさようなら』
「え？」
『城嶋先生に高い焼肉食べさせてもらってくださいね』
先生に、何か言われる前に、部屋を出た。
先生に触れられて、
心臓が苦しい。
先生は賢いから、
きっと私の言ったので意味が伝わると思うの。
しばらくは、会わない方がいいかも。
苦しい理由を知るのが怖い。
先生を好きになってしまいそうで、
怖い。
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あきんこ(プロフ) - ゆかりさん» 先生照れちゃいますよ(笑)いつも見ていただいて嬉しい限りです。 (2018年9月12日 17時) (
レス) id: 11450d0470 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 櫻井先生大好きです (2018年9月12日 10時) (レス) id: 8447f08366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきんこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akinko0125
作成日時：2018年9月5日 19時
