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誰もが1度は聞いたことがあるであろう、心地の良いメロディを艶やかに弾くA。
Aの演奏は何回も聞いたことがあったけど、不覚にも彼女に目を奪われてしまった。
ピアノを弾く人のような清楚さは正直今の彼女には無いが
ああ、なんて美しいんだろう、と。
「ショパンの幻想即興曲だ…」
近くで誰かが言った。
ピアノの音に引き寄せられたのか
横を見るとクラスメイトの矢田さんがいた。
…
Aの演奏が終わると、わっ…と歓声や拍手があがった。
周りを見ると、観客が俺しかいなかったのにいつの間にか大勢の人が集まっていた。
Aはこの状況に驚いているようだったが、直ぐにまたピアノを弾き始めた。
次の曲はオレでも知ってる、今流行りのJPOPをアレンジしたものだった。
2曲目でさらに観客が増えたのか、最後の曲が終わった時にはこのショッピングモール中全ての客がAの周りに集まっているように感じた。
それくらい彼女は人を惹き付けていた。
続く (更新停止中)
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よね(プロフ) - 面白い…仕方ないからお気に入りにしてあげる。 (2020年8月23日 16時) (
レス) id: d933d129b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろこ | 作成日時：2020年6月4日 13時
