今日:25 hit、昨日:30 hit、合計:113,051 hit
小|中|大
六 ページ7
「斎藤、こいつを部屋まで案内してやれ。」
土方さんが唐突に言う
「了解。」
すくっと立ち上がった斎藤について行く
さっきとは別の部屋だった
「お前の部屋はここだ。」
さっきの部屋よりは広かった
過ごしやすそうな部屋だった
「来る途中に俺の部屋も案内したな。何かあったら来い。」
『わかった。』
「で、これお前の刀だ。」
黙って受け取る
お前が持ってたのかよ
『じゃあこれで…「おーい、一君。」………』
「総司か、なんだ?」
「いや一君というかAくんに用があったんだよね。」
俺かよ
「君さ、刀持ってるってことは使えるんでしょ?僕と手合わせしようよ。」
『断る。』
「えぇ、なんでさ。」
『関わりたくないって言ったろ。』
「とか言って本当は弱いの隠してるんじゃないの?」
分かりやすい挑発だな
『なんとでも言え。』
ピシャリと襖を閉める
「ちぇー、つまんないの。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
126人がお気に入り
126人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:tear | 作成日時:2017年8月27日 21時