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止まらない俺の不機嫌モード。
はっきりと返せばルナは顔を赤くしながらキレ出した。
(…いやキレていいのは俺だけだよ)
そしてルナのよく響く声のせいで、完全に周りの生徒たちも手を止めて此方を見てしまう状態に。
ra「ま、まぁまぁ…Aもそんな意地悪言っちゃだ「意地悪ではなく思った事を素直に述べただけですが」んんんレウさんどうしよう」
re「…とりあえず一旦頭冷やそうか」
レウの魔法で?とふざけて聞けば、本当にやろうかと提案された。丁重にお断りだ…コイツはやりかねない。
生徒たちも俺とルナの問題に変な考察をし始める者が出てきたため、俺も引き下がる気はない。
まるでクレームつけるオッサンみたい、とかはナシでいこう。
ut「ルナちゃんそうかっかしたらあかんよ〜。それに僕のこと長く待たさんといて?」
sha「Aも…そうやなぁ。よければ俺とショッピくんのとこ来てくれん?空中移動の練習に移るってさっき言ってたから、アドバイスほしくて」
表彰コンビが俺とルナの間に割って入ってきた。
本来のストーリーにあった庇うタイミングなのかもしれない。
どちらにもつかず言い争いだけを収める…素晴らしい役回りとなったらしい。
ちなみに小声で担任はナイス2人とか言っていたので後で突こうと思う。
「俺はそれでいいですよ。糾弾しかできなくなった相手にお話は通じませんからね」
lu「なっ…⁉︎」
sha「こらこら」
shp「ストップ」
前からシャオロンの優しくて暖かい笑顔。後ろからは一緒に来ていたのだろうショッピの手が頭に乗っかる。
「………移動する…」
shp「せやな」
sha「ふふ、こっち行こか」
2人と共に移動を始めようとする。
チラとルナを見ればショッピとシャオロンの行動に大きく驚いているようだった。
(……そういや期末の時も戻ってきていたとほざいていたな。勘違い乙、と言うやつだ)
sha「Aいつもと違うから見ててオモロかったで」
「別に面白くしたいわけじゃない」
shp「とは言いつつ、シャオさん最初は俺の肩バシバシ叩きながら慌ててたじゃないっすか」
sha「だって急にカッコ良くなったら…そら…なぁ」
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作者名：あんべべ | 作成日時：2021年12月1日 18時
