熱中症（終） ページ21
モニター映像では、
今度はしっかりと汗が霧状になった
周りに集まっていた細胞達は
皆嬉しそうにしてたり
安堵の表情を浮かべる者達と沢山いた
4989｢お〜い、ちょっと来てみろよ｣
赤血球｢Aちゃん！白血球さん！
こっちみたいです！｣
白血球とAは手を取られ走って行く
4989｢何か、首とか脇とか太い血管の周辺が
やたらと涼しいぞ〜｣
1146｢ほお〜…｣
『気持ち良い〜…！』
赤血球｢わあっ！本当だ！｣
血小板｢涼しい〜！｣
｢でも何でかな〜？｣
｢わからん…｣
｢良いよ…とにかく今は…｣
皆｢す…涼しい〜！｣
1146｢ふぅ…｣
赤血球｢白血球さん、Aちゃんみたいに
涼しい格好で仕事した方が良いですよ｣
1146｢ああ…そうだな…今回ばかりは
Aに迷惑かけっぱなしだったからな…｣
『もう済んだ事だし、
良いじゃない！気にしなくて
今は皆やこの世界が無事で良かったよ』
赤血球｢うぅっ！Aちゃん…っ！！
私達もAちゃんが
ご無事で良かったですーッ！！｣
『！え！？ちょ、せ…赤血球ちゃん？！』
AA5100｢コラやめてあげなさい｣
4989｢お前、
白血球の癖に熱中症になったって？アホだなー｣
1146｢……っ…｣
『本当シロは変な所真面目でアホだよねー
ま、それでも私が守ってあげるけど』
1146｢……うっ！｣
4989｢いやA人の事言えないだろ｣
『……ぐ……な、何か今日のハク、
やけに棘のある言葉を言うような…』
1146｢それな…｣
4989｢(ったく…
お前らはすぐ自分自身を犠牲にするから…)
これでも心配なんだからな！｣
ﾜｼｬﾜｼｬｯと二人の頭を撫でる
1146｢っ！？｣ﾋﾞｸｯ
『うわー！やめてー！』
4989｢ははは！！｣
赤血球、AA5100、血小板
｢？
ふふふっ！｣
赤血球｢楽しそうですねぇ｣
血小板｢Aお姉ちゃんも
頭なでなでされて嬉しそう！｣
AA5100｢そうねぇ｣
そんなAと白血球達の
仲良さげな雰囲気に
自然と赤血球達も頬が緩む
暫し涼む血球達…であった＿＿＿＿＿＿
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寒色ポンチ(プロフ) - リリアさん» はぁい！ありがとうございます(*´艸｀*) (2018年10月11日 9時) (
レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
リリア - すごく面白いです！これからも頑張ってくださいね！ (2018年10月11日 0時) (レス) id: 52279d3d22 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 寒色ポンチさん» 成る程！いえいえ、私の理解力不足ですよ！すみません…一期終わっちゃいましたね…第２期来〜い！ (2018年10月5日 22時) (レス) id: 62008578a5 (このIDを非表示/違反報告)
寒色ポンチ(プロフ) - 満月さん» ありがとうございました。最後の男女は一応夢主ちゃんのお義父さんとお義母さんの設定でした！文才無いせいでわかりにくかったですよね…すみません(;＞_＜;) (2018年10月4日 6時) (レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
満月 - とっても面白かったです！あの、最後の男女って、誰ですか…？ (2018年10月3日 22時) (レス) id: 62008578a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寒色ポンチ | 作成日時：2018年9月15日 16時
