▽ ページ41
No.001 ジン
病状〇
危険度〇
先日投与した薬は効果無し...と。
現在の症状は、頭痛と目眩、それと手足の不自由、と言ったところだろうか。
すらすらと文字を書き進めていくと、目の前のサンプルは俺を睨みつけながら言葉を紡いだ。
「...この...悪魔め...！」
悪魔...悪魔ねぇ。
まぁ確かに、目の前の此奴には、俺は悪魔に見えているんだろうな。
まぁ、別になんでもいいけど。
彼を守る為ならば。
彼を救う為ならば。
君を救う、天使になる為なら。
「彼奴の為なら、俺は悪魔にだってなってやるよ。」
君の天使になれるなら。
俺は、どんな事にだって手を染めよう＿＿
???「なんだよここ...ふざけんなよ。」
???「おい出してくれよ！」
???「検査受けたと思ったら...。」
???「ここ、病院？」
kr「これで晴れて君達は、入院が決定致しました！」
薄っぺらい笑みを貼り付ける。
新しい4人の実験台は、何処か困惑しているようだった。
...まぁそんなの、どうでもいいけれど。
さぁ、俺の為に。
俺の愛する彼の為に。
彼を救う為に。
その為の、立派な礎となってくれ。
「＿この病院から、出れるといいですね。」
to be continued...?
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
狂愛に見えなくもない...のか？
一応作者のイメージとしては、何よりもなかむさんが大事なきりやんさん、っていう感じなんですけど...。
狂愛に入るんですかね？
さすがに4話連続シャークんさんが出てくるのはあれだと思ったので、この話を入れました。
リクエストの話は、もう少しお待ちください(_ _*))
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作者名：ローゼ | 作成日時：2019年6月22日 7時
