白尾さん達の恋模様【BL】 (ページ45)

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シャ「ちょ、broooock、痛い、」
ぶる「うるさい。黙って着いてきて。」
シャ「っ、」

言われるがままbroooockに着いて行けば、そこはbroooockの家。
俺の腕を掴む力は全く緩めずに、家に上がらされた。

「ちょ、ぶる、んっ、」
「...浮気？」
「え？」
「浮気...してたの？」

家に上げられるなりキスをされ、何をするのかと思いきや聞かれたのは、浮気をしていたのか、なんて事。
そんな事を聞く彼の声は震えていて、不安の程が伺える。

「してない。」
「ほんとに？
...じゃあなんで答えられなかったの？
なんで僕に教えてくれなかったの？
なんでなかむと二人きりで出掛けたりなんかしたの？
なんで...あんな楽しそうに、笑ってたの？」

否定をすれば、栓が外れたかのように、なんで、と繰り返す。
俺の手を握る力もそれに比例するように増していった。

「はぁ...。ちょっと待ってて。」
「え、シャークん？」
＿＿
＿

「＿目、瞑って。」

買ったネックレスを目を瞑っている彼に付けた。
冷たかったのか、肩がビクリと跳ねていた。
こういう所も可愛くて好きなのに、なんで浮気なんかしなきゃいけないんだ。

「ぇ...、これ...。」
「誕生日プレゼント。
broooockの質問に答えられなかったのは、内緒にしときたかったから。
教えられなかったのも同じ。
別に1人で行っても良かったけど、センスいいなかむと行った方がいいの選べると思ったんだよ。
楽しそうに笑ってたのかどうかは知らないけど、それは多分、broooockの事考えてたから。
...まだ、納得出来ない？」
「ううん。ありがとう...！」
「ん、どういたしまして。」

わかりやすく嫉妬していたbroooockに何故かを伝えてやれば、安心したようで優しく笑った。
broooockにはその笑顔が似合うよ。

「...でもね、シャークん。」
「ん？」
「嫉妬したの。すっっっごく。」
「いやだから、あれは...」
「分かってるよ、分かってる。でもね、僕に嫉妬させたシャークんを許す言い訳にはならないよ？」
「え...。」
「覚悟してね？」

楽しそうに俺を押し倒して妖しく笑う。
まぁ、何となくそんな気がしていたのは事実で、独占欲の強い、愛する彼氏に身を任せた。

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本当は11月29日にあげたかった...。
けど遠すぎるので今日...w
この後シャークんがどうなったのかは、まぁ、分かると思うので割愛。