人気声優だけど、オタクです。

疲れた ページ24

「お...ろ。おき...。起きろ！」


『んっ、んー、まだーー、』


今まで寝ていた頭が思うように働かない。
しかも、今まで休みがなく疲れが溜まっている体も思うように動かない。


私を起こしてきた、低い声絶対女の子では無い。
めっちゃイケボだったもん。

その声が眠気を引き寄せる。





チラッと私を起こした人の顔をみる。




『ゆっゆーいちさん！？』

中村「おっ、起きたか？おはよ」

『ここわたしのへやじゃないですか！？
なんで、どうどうと入ってきてるんです
か！おんなのこのへやですよ！？』


びっくりしたことで、眠気は覚めたがろれつが回らない。


中村「えっ？お前女の子だっけ？
鍵空いてたからいいかなーって思ってw」

『いいわけねーだろぉ！？でてください！』

中村「まあまあ、今日お前休みだろ？」

『えっまぁーやすみですけど...』


急にイケボでしゃべられ戸惑う。



中村「で、俺と杉田は仕事でいなくなるのね。しかも、悠木も島崎くんも仕事なんだって。」

『それが、なんですか？』


中村「お前ぼっち大丈夫か？」

『はっ！そうゆうことか！？
大丈夫だよ！だって、私以外いないでしょ？』

中村「たつと下野さんがいる。」

『なに、その最高コンビ。』

中村「大丈夫そうだな。それじゃあ、行ってくる。」

『ちょっちょっちょっとまって！』



ｶﾞﾁｬﾝ



ま じ か ？




てか、このオタク丸出しの部屋を悠一さんに見られたのか...

まっ、いっか！悠一さんだし！



とりあえず、リビング行くか...

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