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悟『え、待って、ほんとにさAと由真って仲良かった？』
由真『だから言ったじゃん、今日仲良くなったの』
悟『だから、どゆこと？』
由真『昼休みの間、ずっと私の事Aが慰めてくれてたの』
『まぁ、私が一方的に付き合わせたっていう感じだけど、』
『こうやって、ぎゅーって、して、離さなかったから笑』
悟『なんか、意外』
「私だって、人慰めるくらいできるし、」
由真『そうだそうだー笑』
『私、今日Aのおかげで午後なんとか授業出れた』
『ほんとにありがとう』
『大好き！』
そう言ってAに抱きついた由真
由真『どう？あざとい？笑』
「んーん、可愛いと思う笑」
由真『もー、だいすき！』
ってまた、由真はAに抱きついた
悟『そういえば、俺の時も、そうだった』
「え？」
悟『俺がやってないの知ってるから、って、友達作るの嫌だったはずなのに、竜二と篤に声掛けて、ガシムラにも言ってくれたし、』
由真『かっこいいねA』
「いや、そんなことないよ」
「ただ、濡れ衣着せられて理不尽な悟がかわいそうだったから」
「それに、そのおかげで今友達できたし、」
「むしろ私が、ありがとうって感じで」
由真『なんか、みんなAみたいな子だったらいいのに』
「え、やだよ私は笑」
由真『えー、なんでよー笑』
「いや、やだよ、笑」
三平『今は、見えない敵と戦わなきゃならん、便利とはいえ大変な時代だ』
『目に見える敵の方がわかりやすい』
由真『なんか実感こもってる、』
三平『あんた、えらいな』
『自分の居場所、自分でちゃんと作ってる、立派なもんだ』
由真『子どもの頃、ママが働いてたからいっつも親戚のところに預けられてて、』
『どうやったら嫌われないか、どうやったら寂しそうに見えないか、』
『いっつもそんなこと考えてたら、こんな人になっちゃった』
由真『ねぇ、あざといっていいこと？』
三平『あざといってのは、他人が妬んで負け惜しみに使う言葉やろ』
『あざとくって何が悪い』
由真『やった！』
『購買部のおじさんに褒められた笑』
『どう？あざといでしょ』
三平『かわいい〜』
悟『俺、最近さあること覚えたよ』
『むかーってくるじゃん？その怒りを、怒りじゃないなにかすげーことに使うと！』
『人間は成長するらしいよ』
由真『悟は何に使うの？』
悟『考え中』
由真『何それ笑』
由真『でも、いい言葉だね』
『ありがとう』
悟『おう！』
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じゃむ(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年8月15日 13時) (
レス) id: 94f2c65cbd (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！篤くんマジ格好いい！！後道史くん大好きです！！いつも更新されるの楽しみです！！コロナと暑さには気を付けて下さいね！！ (2020年8月12日 15時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃむ
| 作成日時：2020年8月3日 14時
