手前に食わせる飯はあるけども【文スト】

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Aside

現在夜九時、大人はこの時間寝て良いのか悪いのか分からんが

取り合えず眠い

「今日は二人…か
あ、中原の兄貴は…朝まで居たから今日はノーカンかな？さて、」

少し寝るか

「おい開いてるよな？」

「おい手前！俺は今寝ようとして…あ！来たんだな！」

寝る姿勢をとった瞬間入り口から中原の兄貴の声がした

「手前、未だ九時だぞ？どんだけ良い子なんだよ」

「ん？」

中原の兄貴の後ろに誰か居るのか、人影が見えた

「今日は一人じゃねえな？」

「おう！良く分かったな！隠れてたのに」

二人か、後ろからやって来たのは

「こ、こんばんわ！中原幹部の部下の樋口です！」

「お初にお目にかかる…僕は芥川だ」

金髪美女に黒髪男子か…

「おう！俺はAってんだ！
よろしくな！！」

「は、はい！(眩しい！)」

「……」

キャラ濃ゆそうだなぁ…

「で、何食う？」

「は、はい！」

樋口？だっけ…

メニュー表をジィッと見て、真剣に選んでるのが分かるな

「で、アンタは？ええと」

「芥川だ
茶で良い」

「……そっか
兄貴は何食う？」

兄貴の方を見ると決め顔で

「手前を食べたい」

「あぁ、そうか
そう言えば最近、具材が足りないんだったな、あ…丁度良い」

「ごめんなさい
取り合えず葡萄酒下さい」

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