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ar「ぶるーく様と面識があったんなんて驚きましたよ〜!あのようすですとすぐに気に入ってもらえそうですね〜」




にこにこと笑みを散らしながら話すアリシアさんの声を聞きながら部屋へと足を進める




『嬉しい限りです、今からは何かあるんですか?』




そう聞くと一旦私の部屋に行きます〜、といつもの口調で言われた





アリシアさんの部屋に着くと扉の前で待っておくよう言われ、中にアリシアさんは入っていった


扉の前で立ち尽くしていると誰かが私の右腕に衝突してきた




「きゃっ!!」




横を見ると反動で転けそうになった女性がいた





『大丈夫ですか』



彼女を見て手を伸ばすとぱちんっ、という歯切れの良い音とともに手が痛む感覚を感じた

彼女は私を嘲笑うかのように目を細め目視しながら手をはらった



「平民なんかが触らないで!ぶるーく様に近づいて何様のつもりよ」




そう言い放った彼女の後ろにくすくすと笑っている人達が視界に写った




「平民は外で虫さんでもお探しになったら?」




まぁ貴方なんかに虫も寄らないでしょうけど、と言い捨てて何処かへ去っていく彼女




ひしひしと痛む手のひらをぶら下げながら立ち尽くす

周りにいたメイド達も次第に離れていき、私一人になった




そりゃ幹部様人気だしね、平民なんかが近づいたらこんな事になるわけだ


でも仕事なんだけどな、この城内で初めて溜息を着く





しばらくするとアリシアさんの部屋のドアが開いた



ar「お待たせしました〜、どうぞ中へ〜!」


言われるがまま中に入り、用意されていた椅子に座る





ar「部屋に人を招くなんて久しぶりです〜!お部屋がとてもだらしなくてお時間取っちゃいましたね〜…」


『いえいえ、お気遣いありがとうございます』



目の前に置かれた紅茶を1口飲む





そういえば、とアリシアさんが口を開く




ar「外で何かありましたか〜?何か女性の声が聞こえた気がしたんですが…」




そう聞かれさっきの出来事を簡略にし伝える






ar「そうですか…そんなことが〜…」




幹部様に使えるメイドさんで少し過激な方もいますからね〜、と眉を少し下げながら紅茶を飲むアリシアさん





ar「何かあったらすぐ言ってくださいね、お力になれることなら手伝うので〜」


『はい、ありがとうございます』

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ゆり(プロフ) - Shinoaさん» 喜んでいただけで嬉しいです〜!!頑張ります🥲💕 (2023年1月17日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
Shinoa(プロフ) - すっごい好みすぎますこの作品…!✨主様のペースで応援しております!! (2023年1月17日 22時) (レス) @page26 id: a1818f6e9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - りゅうなさん» エーッそう言っていた頂きとても嬉しいです〜!!頑張って更新していきます🙌 (2022年12月10日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
りゅうな - めっっっちゃくちゃどストライクすぎる作品です!!ほんとにこんな神作を生み出していただきありがとうございます😭更新主様のペースで応援してます!!(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年12月10日 19時) (レス) @page10 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆり | 作成日時:2022年11月23日 23時

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