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｢…正気かしら？｣
『もしかして私正気じゃないですか』
｢えぇ、私から見たら｣
貴方おかしいわよ、とさらに付け加えられ新たな部屋に誘導してもらった
｢貴方にはこれから沢山の事を教えなければならないかもね｣
『それは…お世話になります』
そう言うと彼女にしては珍しくふふっ、と笑われた
｢貴方のその心構え、私は好きよ｣
そんな事を言われ、新しい部屋に着く
｢ここで過ごしてもらうわ、荷物は部屋から運んできて｣
はい、と返事をすると彼女が思い出したかのように話し出す
｢そういえば名前を言ってなかったわね、私の名前はルースよ。貴方の名前は？｣
『ルースさんですね、私の名前はAです』
ru｢よろしくね、A｣
『はい、お願いします』
改めて挨拶をするとそうだわ、と声を漏らすルースさん
ru｢教える先輩もいないし、1週間ごとに幹部様の所で働いたみないかしら？｣
『えっ…』
提案された内容は、1週間ごとに幹部様のお世話をするという事だった
その間はその週の幹部様の専属メイドにお世話をしてもらうという
『私なんかに出来ますか？』
ru｢できるはずよ、何より1から教えるより習った方が早いわ｣
百聞は一見にしかずよ、と自慢げに話すルースさん
『…分かりました』
そう言うと少し満足気に微笑まれる
ru｢早速なんだけど…最初は誰がいいかしら、｣
『初めは1番お世話しやすい方がいいです』
ru｢そうね、ならぶるーく様かしら？｣
絡まれるかもしれないけど、と後から声を漏らす
『ぶるーく様は良い方なんですか？』
ru｢全員良い方よ、少し気が荒いだけで…でもぶるーく様は落ち着きがあるし何より貴方のこと気に入ってるみたいだし｣
ただ女癖は…とだけ言って口を噤む
『…気をつけます』
ru｢えぇ、それしかないわね｣
今日の午後に専属メイドの子が迎えに来ると思うからそれまでに用意済ませておいてね、と教えてもらう
『了解です、ありがとうございます』
ru｢いえ、頑張ってね｣
そう言ってドアを閉めて帰っていくルースさん
遠くに離れていくヒールの足音
これから頑張らなければ
￣
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ゆり(プロフ) - Shinoaさん» 喜んでいただけで嬉しいです〜！！頑張ります🥲💕 (2023年1月17日 22時) (
レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
Shinoa(プロフ) - すっごい好みすぎますこの作品…！✨主様のペースで応援しております！！ (2023年1月17日 22時) (レス) @page26 id: a1818f6e9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - りゅうなさん» ｴｰｯそう言っていた頂きとても嬉しいです〜！！頑張って更新していきます🙌 (2022年12月10日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
りゅうな - めっっっちゃくちゃどストライクすぎる作品です！！ほんとにこんな神作を生み出していただきありがとうございます😭更新主様のペースで応援してます！！(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年12月10日 19時) (レス) @page10 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆり | 作成日時：2022年11月23日 23時
