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本当に私は死んでしまうのだろうか、と不安が大きくなる
そんな私の様子を見てかアリシアさんが話題を変える
ar｢ところでなんですけど！今日で最後ですよね〜｣
『そうですね』
寂しくなります、と眉を下げて言うアリシアさん
ar｢また何かあったらいつでも頼って下さいね〜！｣
『はい、ありがとうございます』
本当に頼りになるアリシアさんに頭が上がらない
ar｢いえいえ〜、では今日の夕飯の時にまた｣
『はい、お邪魔しました』
アリシアさんの部屋を後にし、部屋へと向かう
書類も終わったし、少しゆっくりしよう
そう思い、ソファに座る
だんだんと下がっていく瞼に抗えないまま私は目を閉じた
￣
｢A、いい？ママの言うことをちゃーんと聞いてね｣
優しく瞳を閉じて私に語りかける声
｢うん！｣
｢人はね、いつでも平等なの
住んでる場所が違っても、肌の色や目の色が違っても
みーんな平等だからね｣
懐かしいお母さんの声
心が温まる、優しい声
｢だからAは皆に優しくしないといけないのよ？
分かった？｣
｢うん！｣
チェリーパイの甘い香りが漂ってくる
ふんわりとした優しい香りが鼻をくすぐる
お母さん
お母さん
｢...A、｣
行かないで
お母さん
1人にしないで
￣
『...っは、』
変な胸騒ぎで勢いよく起き上がる
ソファで寝てしまっていたようだ
少し荒い呼吸を整えながら心を落ち着かせる
さっきまでの夢のせいか、心臓が煩い
コンコンっ、とノックが急になり肩を跳ねさせた
ar｢Aさん〜、夕食を運びましょうか｣
アリシアさんの声に暫く心を落ち着かせてから扉を開ける
ar｢よし、行きましょうか〜｣
最後ですもんね、と笑顔で話すアリシアさんの背中をワゴンを押しながら着いていく
さっきまでの夢が頭から離れない
￣
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ゆり(プロフ) - Shinoaさん» 喜んでいただけで嬉しいです〜！！頑張ります🥲💕 (2023年1月17日 22時) (
レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
Shinoa(プロフ) - すっごい好みすぎますこの作品…！✨主様のペースで応援しております！！ (2023年1月17日 22時) (レス) @page26 id: a1818f6e9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - りゅうなさん» ｴｰｯそう言っていた頂きとても嬉しいです〜！！頑張って更新していきます🙌 (2022年12月10日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
りゅうな - めっっっちゃくちゃどストライクすぎる作品です！！ほんとにこんな神作を生み出していただきありがとうございます😭更新主様のペースで応援してます！！(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年12月10日 19時) (レス) @page10 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆり | 作成日時：2022年11月23日 23時
