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ru「早速だけど明日の朝、専属の子の部屋に行ってもらえる?部屋の場所は伝えるから」
『はい、分かりました』
ru「心配しないで。専属の子はいい子だから」
正直、専属の心配はしていないのですが
とりあえずシャークん様が怖い
そんな私の不安を気にせずにどんどん話を進めるルースさん
ru「じゃあ明日の朝から頑張ってね」
『はい』
今日はゆっくり寝なさい、と放ってから部屋を出ていった
ルースさんが出て行った後も、まだ何も考えられない空っぽの頭でぼーっと思いを浮かべていた
絶対私死んだな
…とりあえず書類をしよう
今の状況では私の精神安定剤となっている書類
出来たら書類を持って行くついでに次の専属をきんとき様に伝えて、ぶるーく様に食事を持って行き、私の今日の役目を終えよう
全部達成出来たらもう思う存分寝る
初日に寝不足でミスなんてしたらたまったもんじゃない
 ̄
最後の書類を書き終えて、ペンを置く
軽くバラパラと書類が埋まっているのを確認し、抱えて部屋を出る
きんとき様の部屋に向かいながらも、明日の事に私の頭は完全に持ってかれている
アリシアさんから聞いた話だと1番メイドを殺る人数が多いだとか
何が気に食わないか分からないし、もともと女嫌いが激しいらしい
女を捨てろってこと?
馬鹿なのか、と絶対に口に出来ない事を頭で考える
そんな事を思いながら歩いていると、きんとき様の部屋に着いた
ノックをして要件を伝える
『Aです、書類を届けに来ました』
そう伝えると扉が開いた
kn「早いね、中どうぞ」
失礼します、と中に入り書類を渡す
パラパラと書類を確認する作業が始まった
kn「うん、オッケーかな」
トンっと書類を整えて机の上に置く
kn「そういえば、専属はもう聞いたの?」
『はい、聞きました』
kn「えっ、誰?」
シャークん様です、と答えるときんとき様は少し残念そうな顔をした
kn「...なんだ、俺じゃないのか」
『専属になってもほとんど変わらないのでは?書類は今もしていますし』
そう言うといや変わるよ、と言われた
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ゆり(プロフ) - Shinoaさん» 喜んでいただけで嬉しいです〜!!頑張ります🥲💕 (2023年1月17日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
Shinoa(プロフ) - すっごい好みすぎますこの作品…!✨主様のペースで応援しております!! (2023年1月17日 22時) (レス) @page26 id: a1818f6e9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - りゅうなさん» エーッそう言っていた頂きとても嬉しいです〜!!頑張って更新していきます🙌 (2022年12月10日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
りゅうな - めっっっちゃくちゃどストライクすぎる作品です!!ほんとにこんな神作を生み出していただきありがとうございます😭更新主様のペースで応援してます!!(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年12月10日 19時) (レス) @page10 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆり | 作成日時:2022年11月23日 23時