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きりやん様が医務室から出ていき、部屋で一人になる


今回のことが意外にも大事になってしまったのに対し、ため息が出そうだ





あの人は何故あんなに私のことを嫌っていたのか

まぁ原因は私にあるんだろうけど、と考える事をやめて目を瞑る






外の光を体で感じながら目をつぶっていると、医務室の扉が開く音がした





きりやん様だろうか






こっちに近づいてくる足音が聞こえ、身体を起こす



シャっ、とカーテンが開くとゆらゆらと揺れている瑠璃色の瞳が私を捉えた





br「Aちゃん…!!!」



さっきの不安そうな顔はどこへ行ったか、大きく息を吐きながら床にしゃがみこんでしまったぶるーく様





『だ、大丈夫ですか?』



br「良かった〜……」



心配したんだからね、としゃがみながら小さな声で言ってくるぶるーく様






『ご心配おかけしました』



br「ううん、元気でよかった!!」




勢いよく立ち上がると私の横に座るぶるーく様




br「きんときがなんか騒いでて何かと思ったら…倒れたって聞いてびっくりしたよ!」



お昼は普通だったのにさ、と足をぶらぶらさせながら言う






『そんな、大袈裟ですよ』



br「いーや!僕にとっては一大事だったから!」




そう言って私の肩にもたれながら話しを進められる






br「てゆーか、きんときと仲良かったの?僕だけだと思ってたんだけどなぁ」



ざんねーん、と少し拗ねながら上目遣いで私を見るぶるーく様





br「僕の方がきんときよりいっぱい関わってるよね?」



『まぁ今週は専属なのでね』




そう言うと良かった、と安堵するぶるーく様





br「また今日の分の夜ご飯一緒に食べようね!」



『はい、ありがとうございます』




そう言うとまたね〜、と出ていくぶるーく様






考えてみると今日でぶるーく様の担当になって2日目だ


もし、3日間安静にしないといけないなら後2日ということになる





次は誰になるんだろう、とまだ関わったことの無い幹部様を思い浮かべる





元々6人いるこの国の幹部は、今のところ3人しか関わっていない

次の担当で関わったことの無い3人の誰かとなると結構まずい






きんとき様も最近は心を許してくれているかもしれないが、普通に怖い






次は誰なんだろう、と思いながらも太陽の日を浴びながら目を瞑った






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ゆり(プロフ) - Shinoaさん» 喜んでいただけで嬉しいです〜!!頑張ります🥲💕 (2023年1月17日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
Shinoa(プロフ) - すっごい好みすぎますこの作品…!✨主様のペースで応援しております!! (2023年1月17日 22時) (レス) @page26 id: a1818f6e9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - りゅうなさん» エーッそう言っていた頂きとても嬉しいです〜!!頑張って更新していきます🙌 (2022年12月10日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
りゅうな - めっっっちゃくちゃどストライクすぎる作品です!!ほんとにこんな神作を生み出していただきありがとうございます😭更新主様のペースで応援してます!!(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年12月10日 19時) (レス) @page10 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆり | 作成日時:2022年11月23日 23時

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