355.叶わない恋 SCside ページ5
SCside
Aちゃんを初めて見た時
俺の中の眠っていたドキドキの感情が一気に弾けた様な感覚で
地味で平凡なのに人を惹きつける魅力が溢れてて
笑うとめちゃくちゃ可愛くて周りの空気を一変させる笑顔に
俺はあっさり恋に落ちた
体育祭の時ジョンハナに可愛い子見つけたって言ったら
「あの子はダメ!!」「とにかくダメ!!」って…
先に見つけたのがジョンハナだと知った時はもう勝てないと思った…
それでも１度点いた恋心はそう簡単には消火してはくれない
どんなに無駄だと分かってても好きなものは好きなんだ
ただ…Aちゃんに想いを寄せるライバルが沢山いた
スニョン、ジフナ、ジョンハナ…
後にジスヒョン…
強敵だらけだ
叶わない恋は理解している
想いを告げるつもりもないし
Aちゃんが幸せならそれでいいとも思ってて…
いや…思う様に努力してる…
ジョンハナとAちゃんが両想いだと知って諦める決心をしたのに
何故かジョンハナはユアちゃんを選んだ
意味が分からなかった
沢山泣いたって聞いたAちゃんが可哀想でジョンハナにムカついた
未だにジョンハナはAちゃんと両想いだとは知らないけど…
だけど…
SC「ジョンハナの複雑な気持ちを知ったら何も言えなくなって…なんでか応援しちゃってる俺がいて…まっすぐ気持ちを向けてる皆が羨ましいっつーか…」
WN「そうだったんだ…」
WZ「ライバルだったのか…」
SN「A…ってすげぇのな…」
JH「ほんとな。…スンチョル…ごめんな…」
SC「何謝ってんの？好きになったのは俺で勇気が無いのも俺。見守るのも立派な恋だろ」
WZ「そうだな…」
SC「Aちゃんが幸せならいい。泣いてるAちゃんは見たくないから…」
この中の誰がAちゃんを射止めるのか
はたまた俺たち以外の誰かが掻っ攫って行くのか
誰にも分からないけど
Aちゃんがずっと可愛い笑顔で笑ってる未来を俺は願って止まない
例えその相手が俺じゃなくても
.
356.強い気持ち SNside→←354.友の好きな人 JHside
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽけ | 作成日時：2022年2月25日 11時
