376.宇宙一 ページ26
ルナと屋上に上がった
RN「で?何があった?」
A「…心の声がダダ漏れてしまった…」
RN「心の声とは?」
A「……好き」
RN「…っ!?……好きって言ったの!?」
A「……あぁぁぁぁぁぁ……どうしよう…。慌ててジョンハンくんの笑顔が好きって誤魔化したーーー!!…」
RN「ん?何?誤魔化したの!?」
A「だって〜…」
RN「な〜んだぁ〜!!あはははっ!!そかそか。うんうん」
A「何笑ってんのよ!!」
RN「A。それは好きって言った事に変わりはないけど恐らくジョンハンくんには決定的では無い。が!!」
A「がっ!?」
RN「とんでもなく嬉しい…はずっ」ニコッ
A「嬉しい…?」
RN「うん。笑顔が好きなんて嬉しくない人いないよ」ニコッ
A「…そか」フニッ
RN「ふふっ。Aは可愛い。皆好きになっちゃう…凄いよね」
A「そんな訳ないし…」
RN「Aが選ぶ相手は宝くじに当るようなもんだよ。そうなるとジョンハンくんて凄いな」
A「でも…好きになる人は好きになってくれないから…」
RN「そんな事ない。あたしが保証する」
A「あたし、振られるのは平気なんだ。気不味くなる方が辛い…。でもスニョンが好きって言ってくれても気不味くならないのはスニョンが普通だから…何も変わらない。もしジョンハンくんに好きって伝えても、あたしが変わらなかったら大丈夫なのかなって…」
RN「ん〜。スニョンはさ、特別なんじゃない?真っ直ぐだし素直だし…何よりAへの好きは誰にも負けないじゃん。その好きはずっと変わらない。逆に気が付かないAを変だと思うくらい全身から出てた。スニョンはAが誰を好きでも、隣は俺だけだし、護るのも俺だ!!って思ってる。ふたりはきっとずっと繋がってる気がする」
A「…あたし…何で気が付かなかったのかなぁ…不思議で仕方ない…」
RN「それはAが超超超〜鈍感だからでしょ」
A「そんなに鈍感?」
RN「うん。Aの鈍感は宇宙一」
A「宇宙一…」
RN「ま、とりあえずプレゼント買いに行こ」
A「うんっ!」ニコッ
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作者名:ぽけ | 作成日時:2022年2月25日 11時