私がこの世でいちばんです (ページ45)

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ーside JMー

結局あの日、ジョングクの様子がおかしくて謝りに行く事ができなかった。

何となくずっと心ここにあらずって感じ。

『グク、今日あんまイケメンじゃないよ』
GK「え...まじ。。」

『......。』
いつもの自信も感じられない。

SG「...アイツどうしたんだ？？」
JH「なんかずっと元気ないよねー、、」

V「...どうせCELIのステージみて自信喪失しただけでしょ～？」

『えっ、そうなの？』

V「だって最近ずっと伸び悩んでたし～。CELIがデビューの時より成長してたからメンタルえぐられたんじゃない～？？」

「「「(たしかに、、)」」」

SG「ジョングク、なんとなくお前の気持ちは分かるぞ。」

『え、シュガヒョンが？？』
GK「え...？？」

SG「最初は嫉妬した、普通に。でもCELIが音楽に費やす時間ってえげつないんだよ。俺はあそこまで努力できない、って思ったら嫉妬する気持ちとかなくなった。」

JH「あー、それちょっと分かる！CELIはなんていうか、才能はもちろん半端ないけどさ、努力の天才ってイメージ。」

RM「共同生活の時も、いつ寝てんだ？ってくらいずっと練習してたしな～。本人は気づかれてないと思ってるけど。」

...知らなかった、、。

グクも目を丸くしている。

JH「なぁグク。お前は何になりたいの？？」

GK「っ、俺は。完璧になりたい。」

JH「...完璧って、なんだろうね」

GK「え、？」

SG「アイツは1度も、自分を完璧だと言った事はない」

『あぁ、そっか、』

完璧。
悪く言えば、自分の限界を決めてるってこと。

『歳下に気付かされるなんて、俺らもまだまだ(・・・・)だね。』

だから、まだまだ上へ行けるよ。グク。