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ーside CELIー

今日はホビオッパと私でお留守番。

て、ことで。

『オンマ〜』

誰も構ってくれない、つまらない〜

JH「こらー、オッパって言いなさい」

『ホビオンマ〜、お腹すいた〜』

JH「もー。何が食べたいの〜。」

うーーん、、

考え込んだその時。
ぐわん!!

JH「地震!?」



揺れる景色。
突然、昔の記憶がフラッシュバックする。


地震。
コンクリートの下から聞こえる両親の声。
川に流されていく弟。





『いっ、い"やぁぁぁ!』
JH「CELI!?」

いやだ、いやだ、いやだ、、、

ギュッと、暖かい温もりに包まれる。
JH「CELI!大丈夫。俺が居るから。こっち見て、」

呼吸が苦しい。
たすけて、

JH「CELI!!」

止まらない涙でぼやけるホビオッパ。

JH「っ、、くそ、」

チュッ!
唇が触れ合う。


ヌルリ

口の中に、ホビオッパの舌が入り込んで舌が絡んだ。
ゾクゾクとした感覚と共に、少しずつ呼吸が整ってくる。

水音を立てて唇が離れた。

『フーッ、フーッ、、』
JH「ごめん、大丈夫??こうするのが早いと思って、、」

『、、いや、大丈夫。ありがとう。。』

幸い、そこまで大きな地震では無かったようだ。

心を落ち着けて、立ち上がる。
グラリ

JH「CELI!?」

傾いた体が、ホビオッパに支えられる。

JH「少し、休んだほうがいいね。部屋まで送る?」
『、、いや、ソファがいい。1人で居たくない。』

JH「、、分かった。」

ホビオッパに抱き上げられて、フワリとソファに下された。

『ありがとう。。。』

オッパがソファの下に座る。
私の手を握った。

JH「俺はここに居るから。しばらく寝な。」
『っ、、!ありがとっ』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

13年前、日本に住んでいた頃。

私達は6人家族だった。

父、母、私と一つ下の弟に、生まれたばかりの双子の弟。
その日は母の退院の日で。
みんなで手巻き寿司をして、楽しんでいた。

午後3時。

弟は下の階でゲームをしていて、私は二階で産まれたばかりの弟を眺めていた。

その時、突然大きな音と共に地面が揺れ出して、食器が落ちてきて割れる。

「A!!!」

両親がパニックになる私を机の下に押し込んで、双子を渡して来る。
「おい、お前は机の下にもぐってろ!俺はドゴムのところへ(ドォオン!)う"わ"ぁ!!」
「きゃあ!!」

落ちていく床。

まって、いかないで、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

JH「CELI!!!」

ハッ

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作品ジャンル:恋愛
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舞桜(プロフ) - どうしましょう。すごく面白いお話見つけちゃった! (2020年2月17日 0時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - おもしろいー!! 更新待ってます。 (2020年1月25日 9時) (レス) id: a2d6e4b6af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:akn | 作成日時:2019年8月30日 11時

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