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教室に入ると、たくさんの冷たい視線が降ってきた。
いつもだったら戸惑っていたのかもしれない。
でも今日はそれらを無視して、自分の席につき、読書を始めた。
私が今読んでいる本は<西の魔女が死んだ>という本。
ちょっと現実離れをしているお話だけど、なんだか暖かい気持ちになるから私は好き。
主人公のおばあちゃんの優しさが本当に綺麗なんだ。
そんなことを考えているとホームルームが終わり、一時間目開始のチャイムがなっていた。
私は本を片付けて、授業の準備をした。
授業が終わったあと、私への悪口があちらこちらからコソコソ聴こえた。
私はそれらから逃げるために、こっそりトイレに足を向けた。
ところが、教室を出た直後誰かに手を掴まれた。
げっ、何?
振り返ると、翼と忍…いや、«美門さん»と«七鬼さん»がこちらを真剣な目で見つめていた。
また私を裏切りに来たの?
私の悪口なんか、皆と勝手に言ってればいいじゃない。
あなたたちからの同情なんていらないから。
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マス - マスです。30000hit達成です。見ていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2017年11月28日 20時) (レス) id: 7c4c52f579 (このIDを非表示/違反報告)
恋檬(プロフ) - おめでとお!!!! (2017年10月22日 11時) (レス) id: a868e82522 (このIDを非表示/違反報告)
マス - マスです。20000hit達成しました。これからもこのシリーズをよろしくお願いします。 (2017年10月22日 7時) (レス) id: c6f0bf0fbb (このIDを非表示/違反報告)
mof - マスさん» おめでとー(*^ω^*)ぱふぱふ このシリーズ大好き(^_^) (2017年10月15日 0時) (レス) id: eb04f4e900 (このIDを非表示/違反報告)
マス - マスです。10000hit達成しました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2017年10月12日 18時) (レス) id: c6f0bf0fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マス | 作成日時:2017年10月6日 22時