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カフェテリアに着くと皆は隅の机にいた。
その机に近寄った途端、皆からの冷たくて鋭い視線が私に突き刺さった。
「え?皆、どうしたの?」
よく見ると黒髪の女の子が泣いていたんだ。
「どうしたの?じゃねーよ!!」
「お前はそういう奴だったんだな。」
「信じていたのに。」
「心の友やめるわ。」
え?何が?
「クラスの子をいじめたんだってな。」
「私が?、、やってない!!私はやってないよ!!」
今まで泣いていた女の子が顔を上げ私を睨み、一瞬だけ微笑んだのが私には見えた。
その子は、佐田真理子の取り巻きにいた上原さんだった。
「とぼけんじゃねーよ!!!裏切り者は我がチームには要らない!!」
若武がそういうなり、私の前につかつかと歩みより、私の頬を平手打ちした。
鋭くにぶい音が響く。
うわぁ… 二回目のビンタだ……
「さっさと俺らの前から消えろ!」
「俺も。お前と仲間になったことを後悔している。」
「本当だよ。なんでこんなことしたのかよ。」
「しんじられない。」
嘘……でしょ………皆、私を信じてくれていない……


私はその場に居たたまれなくなり、
「皆、私を信じてくれないんだね。
分かった。今までありがとう。
これから絶対あんたたちの前に顔を出さないから!!!!大嫌い!!!!!」
思わずそういってカフェテリアから飛び出してしまった。

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設定タグ:探偵チームkz事件ノート , シリアス   
作品ジャンル:泣ける話
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マス - マスです。30000hit達成です。見ていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2017年11月28日 20時) (レス) id: 7c4c52f579 (このIDを非表示/違反報告)
恋檬(プロフ) - おめでとお!!!! (2017年10月22日 11時) (レス) id: a868e82522 (このIDを非表示/違反報告)
マス - マスです。20000hit達成しました。これからもこのシリーズをよろしくお願いします。 (2017年10月22日 7時) (レス) id: c6f0bf0fbb (このIDを非表示/違反報告)
mof - マスさん» おめでとー(*^ω^*)ぱふぱふ このシリーズ大好き(^_^) (2017年10月15日 0時) (レス) id: eb04f4e900 (このIDを非表示/違反報告)
マス - マスです。10000hit達成しました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2017年10月12日 18時) (レス) id: c6f0bf0fbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マス | 作成日時:2017年10月6日 22時

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