Short Story . (ページ22)

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イワハシゲンキページ22

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「Aおはよう！」

『お、玄樹～！おはよ！』

学校に着くと朝一番に挨拶してくれる

中学から一緒の岩橋玄樹。

そして、

『うわ、ちょっと、髪くずれる』

「いいじゃん

その方が可愛いよ、、笑」

『絶対思ってないよね』

…私の好きな人。

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中学二年生の春

私は、玄樹に告白された

「好きです、

付き合って、下さい」

『…ごめんなさい』

あの時は、

私も恋愛感情が無くて仲の良い友達としか思えなかった。

…でも、高校生になった今

同じ高校になるなんて正直考えてもなかった

「…だよね、笑

ごめんね！いきなり」

…私の方こそ好きになっちゃって。

『大丈、夫』

思いを伝えられてからすぐは

少し気まづかったんだけど、

今はもう "いつも通り"。

「A～、パン買いに行こ」

『私今日お弁当作ってきたから』

「は？！聞いてない」

『珍しく朝時間あったの、』

「いや、着いてきてもらうからね？」

『めんどくさ…』

「なんて？」

『ナンデモナイデス』

今日も

その、"いつも通り"の日を過ごす。