変わりたい俺は君を変えたい。【shkn】※学パロ

タピる　shkn&krbr ページ36

タピオカジュースを飲みに街へ出かけた2人。
一体どんな会話をするのでしょうか______


shkn
sh side

「俺初めて飲むかも…」
「へぇ、奇遇。俺もだよw」

派手な専門店を目の前にして苦笑い。
何を頼めばいいのか分からなかったが…
とりあえず、俺はスタンダードなミルクティー、
きんときはイチゴミルクのものを注文。

世間では賛否分かれているこのタピオカというやつ。
定員に渡されたその禍々しい()飲み物に息を呑む。
思い切って口をつける。

ごくり、とミルクティーは喉を通るが、口の中にモチモチしたタピオカが残る。
「…飲みにくいな」
「あはは…そうだね…」
きんときも同様に飲んだのか、微妙な顔をしている。

「別に…飲めない訳じゃないんだけどな」
「うーん」
なんとも言えない空気。
まぁ、買った以上飲まないわけにもいかないのでとりあえず飲み切る。
飲み切るまですっごい時間かかった()

口元が寂しくなったので、
ちゅ、と軽くキスしてみる。
きんときは驚いたように身体を震わせ、目を丸くする。
そんな彼を見て、頬が熱くなるのを自覚した。
…今度は、舌も。
口内を暴く。
小さく声を上げるきんときをよそに、甘い甘いキスは止まらない。


きんときの味は、先程のイチゴミルクの味だった。




krbr
br side

「買ってきた」
「え？なんで？w」
そう玄関に立つきりやんを見る。
相変わらずお洒落な服で。
手にはタピオカらしき飲み物が握られていた。

「別にいーだろ、売ってたから買った」
「うへ〜意外〜」
「いやJKなめんな」
そうだ。こいつ自称JKじゃん()
いやでも古くね？
そう思っていても変わらないのでとりあえず飲むことに。

あれ？そういえば。きりやんの分は？
そんな思いが声に出ていたのか、
「別にいいよ。俺飲んじゃったし。」
そっか、と軽く返事をしてストローに口をつける。
ちゅーちゅーと吸う感覚でコロコロと口にタピオカが入ってくる。
このもちもちが美味しいんだよねぇ
なぁんでこれ嫌いな人いるんだろ…()

「(可愛いな…買ってきて正解だったわ。)」
きりやんがニヤニヤと僕が飲む姿を見る。
「…ちょ、何でそんな見んの…」
少し恥ずかしくて赤くなってしまう。
「えー？俺することないから」
「だからって…」

僕がそう言っても、きりやんはずっと僕を見つめたままでした、はーー恥ずか死。






タピオカって古いですね、はい()

文字数やばいのでsmnaは次回…！

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